読んだ本の感想覚書。ツッコミ・補足・トラバ等歓迎です。
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怪盗グリフィン、絶体絶命

ニューヨークの怪盗グリフィンに、メトロポリタン美術館が所蔵する贋作のゴッホの自画像を盗んでほしいという依頼が舞いこんだ。「あるべきものを、あるべき場所に」が信条のグリフィンがとった大胆不敵な行動とは!


「あるべきものを、あるべき場所に」がモットーのネズミ小僧みたいな怪盗・グリフィンの物語。
いやー、法月さんってこういうのも書くんだ!とびっくりしました。
第一部で怪盗の勧善懲悪ものかと思ったら、スパイもの→アクションもの→謎また謎、そして解決と趣向がどんどん変わっていって面白ーい!
カッコイイ主人公がピーンチ!でもギリギリのところで閃いてギリギリ解決、でも新しいピンチが!みたいな王道のジュブナイル冒険譚。堪能しました!
できればミステリーランドだけで終わらせないで、まだまだグリフィンの活躍が読みたい~~(´∀`)


びっくり館

クリスマスの夜、「びっくり館」に招待された三知也たちは、「リリカの部屋」で発生した奇怪な密室殺人の第一発見者に! あれから10年以上がすぎた今もなお、事件の犯人はつかまっていないというのだが…。


館シリーズ8作目で、ミステリーランドなわけだけど、正直子供に読ませたくないなあ~。
中村青司の作としては初期のものという事で、からくりは少なめ(っていうかあれ意味あったっけ)、鹿谷さんも通りすがった程度、「人形館」と「囁きシリーズ」をまぜて2で割ったような雰囲気、解決をほのめかすようにちりばめられた伏線で、手堅くまとめられたという印象。
叙述トリックとしてはうまい具合にしたと思うけど、やっぱり(´д`)エー… 感は否めず。

カーの復讐

ルパンが古代エジプトの秘宝「ホルスの眼」を盗むために潜りこんだ発掘者ボーバン博士の居城で、奇妙な連続殺人事件が発生。ボーバン家への生霊「カー」の復讐を口にする謎のエジプト人…。この前代未聞の難事件の犯人は誰か?


3月18日(予定)で、講談社ミステリーランドの次の配本、「びっくり館の殺人」(綾辻行人)と「怪盗グリフィン、絶体絶命」(法月綸太郎)が発売されるそうですが、それまでに出たものようやくコンプリートしました。
「ルパン生誕100周年を記念し、フランスの古書店でみつけたルパンの未訳本を訳しました」という体裁ではじまるこの本、非常にいい感じの「昔風味」です。
ルパンシリーズはそれこそ20年前位に読んでいたのみで全然覚えてないので、それとの類似はわかりませんが、江戸川乱歩の書いたルパンシリーズっぽい感じはしました。
曰くのある古城、仄めかされる財宝、畸形の入った登場人物におどろおどろしい怪人。まさにジュブナイルミステリの王道でした。

20060303読了 図書館

魔女の死んだ家

ある春のこと、おかあさまはピストルで殺された。その日のことをあたしはよく夢に見る。急にあたしは自分の手の中に硬い冷たいピストルの感触を覚えるのだった…。


講談社ミステリーランド、既刊分制覇まであと二冊。
「あたし」と「おかあさま」の暮らしぶり~おかあさまが死ぬまでの第一部、「おかあさま=魔女」死亡事件の関係者の追憶の第二部、名探偵、みんなを集めてサテといいの第三部の三部構成になっている本。
「あたし」と「おかあさま」の暮らす館/庭がとにかく美しい。誰もが「一幅の絵のような」と言うのも納得できるような雰囲気でした。
しかしまあそんなところだなあ~。
父親に男の子だってばれてるのに女の子の格好させて女の子と思わせておく必要性もわからないし、なんだか色々ひっかかったまま読了してしまったし。
もやもやしている。

20060212読了 図書館

透明人間の納屋
[bk1]

犯人が透明人間なら可能な密室からの消失! この世にうまくなじめないヨウイチ少年が唯一心を開き尊敬できるのは真鍋さんだった。彼は何でも知っていた。透明人間が存在すること、人を透明にする薬がある事を…。


「眩暈」で読ませた『ある物事を違う面で見たら全然違うものが浮き上がってきた』タイプのミステリ。とんでもない謎、とんでもない第一回謎解き。さらにとんでもない第二回謎解き。
うまくハマればいいのだろうけど、説教くさいし理想の楽園=共産狙いバレバレだし救いなさすぎるし個人的にはハズレでした。
「踊る手なが猿」でアレエ?と思って「竜臥亭事件」であまりの一方的さに読まなくなって久方ぶりの島田荘司でしたが、この先も新刊を気にしつつも、読まないことになりそうです。

20051207読了 図書館

ラインの虜囚
[bk1]

1830年、冬、パリからライン河へ。奇妙な塔に幽閉された仮面の男は死んだはずのナポレオンなのか? カナダから来た少女コリンヌと仲間たちの、謎と冒険の旅がいまはじまった。


いい田中芳樹は完結した田中芳樹(違う)
いい意味で「子供向け」に書かれた歴史冒険譚でした。
やわらかい口調で、当時の風俗や空気、あたりまえとしてある物事が描かれ、説明されてて読みやすい。こんなに説教臭くない田中芳樹は初めて。子供でも「かつて子供だった大人」にも読みやすいです。
ミステリ、というよりも「謎」といったほうがしっくりくる筋立てで、諸所にあらわれる小さなひっかかりと全体をまとめる大きな謎がうまいぐあいに先を読ませるパワーになって、鶴田謙二さんの素敵イラストと相まってどっぷり空気に浸って楽しみました。
また章ごとの見出しが説明口調の長講釈っぽくて、一昔前の翻訳小説を読んでいるようでもあり、新刊なのに懐かしかったです。

あと読んでないミステリーランド覚書
・ カーの復讐  二階堂 黎人
・ 透明人間の納屋 島田 荘司
・ ぼくと未来屋の夏 はやみね かおる
・ 魔女の死んだ家 篠田 真由美
井上夢人さんのはまだかなー

20051206読了 図書館

神様ゲーム
[bk1]

小学4年生の芳雄の住む神降市で連続猫殺害事件が発生。同級生と結成した探偵団で犯人捜しをはじめた芳雄は、死体を発見する。猫殺し犯がついに殺人を? 芳雄は「神様」に真実を教えてほしいと頼むのだが…。


エエエエ!!!!(゚ロ゚ノ)ノ゚ロ゚ノ)ノ゚ロ゚ノ)ノ
最初は「十歳で○○レンジャー好きとかアリエネー」とか「正義側のロボがジェノサイド(集団虐殺)ロボってどうよ」とかどうでもいいツッコミをいれつつ面白く読んでいたが、終盤あたりからエエ(略)な事態に……。
猫殺害事件はまあ神様の神様っぽさを終盤の天誅を不自然なく演出するためだけに誂えられたとしてもとってつけたようだし、それにつけてもトンデモ振りにはついていけないー。結局小柄で昼間暇な主婦であるところのお母さん気分に応じて不登校児であるところのミチル出会ってロリで百合な関係になってあとは作中の推理通り?ということ?衝撃的なラストやりたかったんだ~~みたいな?
誕生日のろうそくが消えないエピソードは何だか好きだった。
多感な時期に妙な体験をした芳雄くんのこれからに幸あれというかなんと言うか……

20051205読了 図書館
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  • あひる
  • 国産SFとラノベとミステリ
    マンガはたいていコミクス派

    ◇◇個人的ツボ◇◇
    ・時間ループ
    ・頭のいい少年が悪巧み
    ・イっちゃってる
    ・陰陽・妖怪とかそういうやつ
    ・学園(寮だとなおさら)
    ・誘拐
    ・メガネ

    kawano55(アットマーク)hotmail.com

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