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私は君に殺されることにしたよ
しかも殺人犯にはしない──。
死を告知された男が選んだ自らの最期。
周到な計画は、一人の女性の出現によって齟齬をきたしはじめた──

「扉は閉ざされたまま」の続編。というか探偵・碓氷優佳シリーズ第二弾。
「扉は─」は読んだけどまったく覚えていないのですが、とりあえず面白かったようです
それにしてもこのシリーズ、実在の人のイラストっぽい表紙なんですが、実写化を前提とした小説なんですかね?どっちでもいいんだけど、あんまり実在の人物の表紙って好きじゃないので。

それにしてもプロローグからすっかり引き込まれました。題材にもなっている「君の望む死に方」、ぐさっときました!倒叙ものにありがちな、主人公への感情移入しまくり。すっかり犯人と被害者を応援しまくり。探偵邪魔すんな的な。それにしても、探偵小説である意味仕方のないジレンマ「探偵はすべて殺人が終わってから犯人を指摘する」をスルーした今回のやり口はとても面白い!

プロローグ前の文章から、誰かが亡くなったのは明らか。
被害者の問題なく殺されんとする用意周到さ、犯人の慎重さ、お互いがお互いの思惑を気づかれないようにするのにほんと探偵が邪魔でー。邪魔すんなよ!いいとこなんだから!しかし普通、探偵が殺人を防ごうとする場合、「被害者の迂闊さを修正する」か「犯人の行動を制限する」かどちらかになってしまうだろうけど、今回両方味わえるというのはほんとオトクですな。

で、結局死んだのは誰か?死因は?

1.流れのまま、望まれるまま、日向貞則
普通に、日向はのちのち「殺人である=自殺ではない」ことを証明するためにかたちばかり抵抗して殺される。死因は撲殺(日本酒のビン)、あるいは絞殺(梶間の考えていた通り、ガウンの紐)、もしくは刺殺(ガラスの破片とかで)
梶間はそのまま(部屋を適当に荒らしたり、証拠隠滅的な小細工はするかもだけど)部屋に帰り、朝小峰が起こしに来た時発見。で通報が朝の7時47分。

2.返り討ちにあった梶間晴征
日向の一撃が思わぬクリティカルに。死因は撲殺。正当防衛、では「社員が社長を殺そうとして返り討ちにあった」というスキャンダルでソル電機に大ダメージ。そのため、外部犯が梶間を殺したように見せかけるために工作(優佳は手伝うだろうか)をし、日向は部屋に戻る。朝誰かが梶間の様子を見に来て発見。で通報が朝の7時47分。

3.相打ち
泥仕合になって二人とも。死因は机の角にぶつけたとかなんでもあり。朝小峰が起こしに来た時発見。で通報が朝の7時47分。

4.望まれてないのに日向貞則
ハイになっちゃってショック死とか。朝小峰が起こしに来た時発見。で通報が朝の7時47分。

5.出世の望みがなくなった園田進也
自殺!…はしないかねえ、会社の保養所で。でも見せつけてやる、的なところはあるかも?
(これは堀江比呂美にもあてはまるかも)
朝誰かが園田の様子を見に来て発見。で通報が朝の7時47分。


もうほんと、確実に生きているのは小峰だけ。なんでもありだな!結局なんだったんだよう
【2010.04.13】 ミステリ
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