読んだ本の感想覚書。ツッコミ・補足・トラバ等歓迎です。
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1位シャドー81/ルシアン・ネイハム/ハヤカワ文庫NV
とんでもなく面白かったー(ΦДΦ)!
ただ「戦闘機が旅客機をハイジャックしました」な話なんだけど、準備に次ぐ準備、証拠隠滅に次ぐ証拠隠滅、海洋汚染しまくり不法投棄しまくりな第一部、緊迫したハイジャックの様子とピンチ!驚愕!バカじゃね?な第二部、後始末と意外な結末と……な第三部からなるボリューム満点な構成です。
読んだ後いつまでもどきどきしている。



2位虎よ!虎よ!/アルフレッド・ベスター/ハヤカワ文庫SF
ものすごいパワーで面白かった!表紙絵も場面を想起させ、読んだ後も思い起こさせて素晴らしい!人類がジョウント=瞬間移動能力を身につけた世界で(このジョウント効果開発?に関するエピソードもまた酷くて凄い)、宇宙船乗りガリー・フォイルがひたすら復讐の"虎"と化す話。大小のギミックが山盛り、恋と戦争と宇宙と陰謀と黒幕と、エピソードが津波のように押し寄せてきてもみくちゃにされる快感、SFってやっぱすごいよ!



3位白の闇/ジョゼ・サラマーゴ/NHK出版
わたしたちすべての目が見えなくなったら?
「見えない」「見られてない」ことがどこまでモラルを堕落させるのか。殺人、汚泥、糞便にまみれた街、何も見えない恐怖、それもあるけど現実になった時どうしていいのかまるでわからないのが怖い。



4位超音速漂流/ネルソン・デミル/トマス・ブロック/文春文庫
「操作する人がいなくなってしまった巨大交通機関に乗り合わせた人たち」なパニックもの。「いろいろあったけど無事機は生還しました!」みたいなお涙物じゃなくて、まさに四面楚歌。最後まで読んでも生き残った人々は(ベリーも含め)本当に勝ち組なのだろうか?とただひたすら恐怖だった。



5位仮想儀礼(上)(下)/篠田節子/新潮社
トンデモ本がまた一冊。
上巻は「新興宗教・順風満帆編」といったところ。中盤あたりから陰がさしはじめて、終盤すさまじいことに・・・・・・。物語は予想もしなかったとんでもない方向に転がっていき、最後の最後まで、中身のつまった「スゴ本」、めちゃくちゃ楽しみました。



6位NOVA/大森望責任編集/河出書房文庫
どれも面白かったー!SFバンザイ!筒井風味可笑しみ漂うちょっとした不条理SF「社員たち」、シュレディンガー的エイリアン退滅ボーイミーツガール「忘却の侵略」、リリカル遠距離恋愛SF「エンゼルフレンチ」、トンデモSFミステリ「七歩跳んだ男」、バカSFかと思いきや「ガラスの地球を救え!」、ヽ(゚∀゚)ノ●「隣人」、エロかわ?花びら大回転バカSF「ゴルゴンダ」、言語虐殺コスプレ戦隊SF「黎明コンビニ血祭り実話SP」、よくわからないほうの円城「Beaver Weaver」、Google+twitter+blogpet+?「自生の夢」、21gの補完「屍者の帝国」。伊藤さんの絶筆はたいへんに惜しい。他のも水準以上の楽しさでした。何度でも言う。SFバンザイ。



7位マルドゥック・ヴェロシティ1-3/冲方丁/早川文庫JA
マルドゥック・スクランブルの続編、というか前日譚。どうなるのかがわかっていて、スクランブルにつながるために進む物語がとても痛かった。スクランブルよりもさらに加速度を増した文体。加速度を重視するあまり描写を捨て去った。あんまり捨てちゃうもんだから途中読みにくくなるんだけどやっぱり圧倒的。
スクランブル登場人物のすべてがひっくりかえった。



8位大地の王の再来/デイヴィッド・ファーランド /角川書店
世界観、おもしろい!
人間の持つ能力<視力><聴力><嗅覚><持久力><魅力><筋力><品格><賢知><声(説得力のようなもの)><代謝(体に対する時間のようなもの)>といったものを「賦与」という形で人から人へと移すことができる。どれも魔法のようで、魔法じゃなくてちゃんと理由と高い代償と信頼がある。
人はばったばったと死んでいくけれど、未来がある。「何もかもが失われた時にも未来だけはまだ残っている」。



9位一瞬の風になれ
まさに本屋大賞=人に売りたい=読んでもらいたい本。
爽快感とか駆け引きとかライバルとか自分に打ち克つ力とか後ろからくる恐怖とか、いつか追いつきたい背中、選手権前の緊張感、合宿のきびしさと楽しさ、どれもわくわくして少しでも自分の経験と重なるところがあれば思い出して懐かしんだり。最初は語り手・新二に同化して楽しんでいたけど、そのうち少しずつ離れていって最後にはただ応援するしかできなくて、胸がぎゅっとなりました。
たくさんの友達や先輩、先生方にかこまれて幸せだなあ。そして努力しつづけられる者が結果を出せるのだ、と当たり前のことを強く思った。



10位廃用身/久坂部羊/幻冬社
とんでもない本があったもんだ!Σ(゚д゚lll)
病気等による麻痺によって動かなくなってしまった腕や足のうち、リハビリをしても回復を望めないものを「廃用身」というのだそうだ。麻痺して動かない四肢は重く、痛み、自分や介護者の邪魔ばかりしている。そんな風に考えれば、この小説の中でいうAケア=切断を受け入れてしまいそうだ。
はじめから終わりまで、ノンフィクションのようにかたられるこの小説、確かにフィクションではあるのだけれど、現実をみてみたら御伽噺だ、妄想だ、と一概に言い切れないところが怖い。




圏外だけど面白かった!
wonderwonderful/河上朔/イースト・プレス
迷宮街クロニクル 散る花の残すもの/林亮介/GA文庫
ケルベロス/古橋秀之/MW文庫
年刊日本SF傑作選 虚構機関/大森望・日下三蔵編/創元SF文庫
新世界より/貴志祐介/講談社

【2009.12.31】 マイベスト
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