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basara文明が滅び、300年が経過した日本の白虎の村に、宿命を背負った双子が生まれた…!
愛と冒険のジパング伝説。
お友達に借りたので全巻一気読みという贅沢をしました。
同作者の別シリーズ「7SEED」とは違い、基本的に一本道なストーリーなのでわかりやすく、とてもドラマチック。戦国時代のように地方がクニとしてそれぞれ独立していたものをどうにか、という大きな歴史となる筋と、主人公更紗と赤の王朱理がすれちがいながら惹かれあっていく恋愛としての筋と、それ以外の人物の背景や人間関係などの3本立?のような感じで進んでいきます。
普通に暮らしていれば当たり前のことなのだけれど、どの人物の裏にも背負ったものがあって、過去があって、家族や仲間がいて、明日を夢見る。そんな「生きていれば当たり前」なことがちゃんと描かれていてすごく物語に厚みがあった。
1巻はじまってすぐのことなのでネタバレ気にせず書いちゃいますが、運命の子「タタラ」として育てられた兄の遺志をついで「タタラ」として立ち上がった双子の妹、更紗。タタラとして生きていく中で、「タタラ」である自分と「更紗」である自分、時折その差分を強く感じてしまう更紗が見ていても苦しい。それが、あのラストを呼んだんだろう。
脇役も魅力的な人物ばかり。私は特に揚羽と太郎ちゃんと廉子さんが好きだ。揚羽は悲しい。何もいわず、後ろ暗いところを全て自分で察して自分で処理する。更紗たちはそれを知らず、王道を走っていく。自虐的なのは出自からだろうか。
太郎ちゃんと廉子さんは潔い。新聞を作ること自体が大罪な時代でも人はペンをとって剣と戦うのだ。

無駄なものがなく、全ての道を通ったことであのエンディングとなった。一つの歴史を読み終えて、静かに興奮した。
【2008.12.20】 SF
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