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だけどぼくは海を見た

朝起きたら、家の周りが一面海だった……!


「犬の学校」の佐野美津夫さんの創作子どもSFシリーズ二作目。
あらすじの通り、朝目が覚めて窓を開けたら一面海だったという不条理?モノ。唐突過ぎる展開、希望的過ぎる父親、天然な妹、現実的なのかのんきなのかわからない母さん、いやはやおもしろーい(´∀`)!

20060222読了 図書館
「『ぼくのまっかな丸木舟』『犬の学校』をくぐりぬけて来た身の上には『犬の~』の二年後、そして『ぼくの~』の次に発刊された本作を読んで少し救われた気分」というのが本作の読後感。

『犬の~』と同じく(尤も作品的には何の繋がりも無いけど)登場人物は宏幸君・妹の昌代・おとうさん・おかあさんの坂本ファミリーで、本作も相変わらず取り巻く状況はトンデモないけど、今回は坂本ファミリーのどこかしら呑気なムードや、とぼけた文体に救いがある。

また作者は違うけど同時期の作品にして近似なテーマの『ぼくの~』と同じく中村宏画伯による挿絵も精神の暗黒面にビンビン来るグロテスク極まりないイラストでなく、今回はなんとなくタッチが可愛らしい(イルカと戯れる昌代の可愛さ!)。表紙を開いた見開きが『ぼくの~』ではグロテスクな深海魚(奇形魚?)だったのに対し、活きの良いトビウオなのもセルフパロディの趣がある。

ラストで坂本ファミリーがイルカに託した手紙は果たして大日本海運に届きゴンドワナ大陸サルベージ計画が中止されて、明日には世界は元どうりになるのか?その答えは明らかにされないけど、たぶんこの一家の事だから今の状況でも何とかやっていけるかも?

そんな希望的観測を想像できるだけの余裕がこの作品にはあった様な気がします。
【02.24 04:41】 URL // 瀬那 市太夫 #/9hBKkrU [編集] []
そういえば、挿画があの中村宏さんだったんですね。瀬那さんのコメントを見るまで気がつきませんでした!それほどこの本では普通(笑)表紙なんて「素敵だなあ」とまで思ってました。こちらが本領なのか、どちらも本領なのか……。
挿画もそうですが、結構極限の状況ですが、全然悲壮感とか絶望感がないのはファミリーのほのぼのさからですよね。
未来がどうなろうとも彼らならまあいいか、みたいな(笑)
【02.24 15:37】 URL // あひる #- [編集] []
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