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12歳の夏、父が殺された。父の友人だった人が、なぜ殺人を犯したのか。どうして、周りは「父親を殺されたかわいそうな子」としか自分を見ないのか。事件以降の9年間、殺人の理由がわからぬ不安と、犯罪被害者として受ける好奇の視線から逃れるため、心を閉ざして生きてきた主人公、杉本敦也。2人の女性との恋愛を通じて大人へと成長し、あらためて過去の出来事を見つめなおした敦也が得た真実とは…。


これほど好き嫌いのはっきりしている作家はいません。
オールタイムベストに入れていい「ホワイトアウト」「奪取」「小役人シリーズ」と、どうしても好きになれない(心に残る、という点では成功しているのかもしれませんが)「奇跡の人」「黄金の島」はもやもやが残っていつまでもイライラしてしまう。
この「発火点」はモロに後者のほうで、自己弁護ばかりに長けた後ろ向きな主人公にまず共感できないこと。加害者側に比べ、確かに被害者の家族に対する扱いはひどいものだと思うけれども、それを差し引いても。
語り口も巧い作家さんなので読ませることは読ませるのですが、もりあがりもしなければ遅々として進まない状況に耐えて最後まで読んだのにこれかよ!という……。
で、結局最後のアレは靖代さん宛なのでしょうか。臆面もなくといいたいところですが、彼の性格から言って藍子ちゃん宛といってしまってもいいようなところが何とも。

20050302読了.図書館
【2005.03.02】 そのほか
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はじめまして。

私は昨日読了しました。
真保作品って確かに極端ですよね。
文章は上手なのでしょうね。テンション低いストーリーでも読んでしまいますから。引っ張るだけ引っ張るが、最後にスッキリさせて欲しいですね。
【03.18 10:49】 URL // カオル #- [編集] []
カオルさん、はじめまして。
真保作品は手に取るのが怖いですよね。以前は躊躇なく作家買いしていたのですが、最近は図書館で様子をみないことには……。
次はホワイトアウト後初?の山岳ものですが、それもやっぱりちょっぴり怖いです。
コメントありがとうございました!
【03.18 11:47】 URL // あひる #- [編集] []
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『発火点』 真保裕一
著者: 真保 裕一タイトル: 発火点★★★☆☆子供の頃に父親を友人に殺されたという過去をもつ主人公、杉本敦也は周囲から好奇心の入り混じった同情の目で見られ、バイト先や恋人にさえも心を閉ざして生きてきた。 そんな時、父親を殺した友人が仮出所したことを知る。恋人
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    ・学園(寮だとなおさら)
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    ・メガネ

    kawano55(アットマーク)hotmail.com

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