読んだ本の感想覚書。ツッコミ・補足・トラバ等歓迎です。
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なんだろう。壊してしまうとなんとなく安心するの―要するにわたしはまだ、子供なのかしら。ことばや約束事を重ねることで築き上げてきた関係。気鋭が挑む、邪悪な恋愛小説。


「サクリファイス」「エデン」「薔薇を拒む」を経て、なんとなく近藤史恵モード。図書館にあるだけ借りまくり。短編はなんだかしっくりこないので、長編だけだけど。

恋愛だけがテーマの小説が苦手だ。丸の内に勤めるOLのA子が恋に仕事にがんばったり恋人とすれ違って「私たちもうだめなのかな?」とか同僚やら友人におしゃれなカフェで相談したりしてるうちに不倫に走ってみたりモトサヤに戻ってみたり、なんだかうまくいったりいかなかったり、みたいなやつが。
だけどなんだか近藤さんのは読みたいなあ、と思って借りてみた。
最初あらすじだけみて「ヤンデレ?」と思ったけど大丈夫でしたw
パリで「少年の心を持ったままの」幼馴染と、犬と一緒に暮らしている主人公。くっついたり離れたり、兄弟のようで、恋人のようで、単なるルームメイトのようで。
パリの空気というか、暮らしているのに旅の空のよう
な空気が主人公カップル?によく似合っていて、とてもよかった。

ついでに「演じられた白い夜」の感想
やっぱり契約恋人みたいな関係の演劇カップルのお話。カップル関係は好きな雰囲気だったけど話自体は非常にあっさり。
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【2010.06.30】 そのほか
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僕が引き継いだ汎用移動人型人工知能・AI。最先端の技術と機能と謎を搭載した彼女は、完璧すぎる容姿と身体を持つ。第九回小松左京賞最終候補作。


こんなナリして小松左京賞最終候補に残ったSFなんだぜー
・・・・・・なんか間違ってると思う。いやさ、かわいいけど。

それにしても小松左京賞というのはなんだろう、ちょっと変わったものが集まるのか。受賞はしていないけど伊藤計劃「虐殺器官」だの円城塔「セルフリファレンス・エンジン」だのが最終選考に。しかし伊藤計劃と円城塔並べて「さあどっちか選べ」って大変だな。だからこそ、かな?

閑話休題。
よくあるエロゲっぽい「ぼくのおうちにびしょうじょAIロボットがきたよ!なんでもしてくれるよ!だいすき!」かと思ったら、思ったよりAIだし、意識とは?認識とは?人間と有機人工生物の境目は?魂はどこに宿る?人格とは?精神と体に結びつきはあるのか?AIの人権は?そもそも「人」って?となかなかの考えさせっぷり。
そうかと思うと「ぼくのびしょうじょAIにあんなことやこんなことしちゃうよ!ウヒヒ!」シーンもあり、なかなか1冊で2度おいしいです。
謎のAIの正体、謎の幻覚?の正体、AI陵辱部隊の将来と加速しながら一気読み。ラストのぶっとび恋愛感情モードはびっくりしつつ、なんだかまるめこまれたような終わりかたに消化不良。
【2010.06.29】 SF
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湖畔の館に住む少女の忌まわしい秘密とは?進学の援助を条件に、資産家の屋敷で働き始めた十七歳の博人。美少女の小夜と過ごす穏やかな日々は、殺人事件によって一変する。禁断のゴシック・ミステリー!!


すごく面白かった( ´ Д `)=3!
陸の孤島のような場所に建つ、折々の花々にかこまれた美しい洋館(*´д`*)
誠実な使用人の方々と、謎めいた奥様と、ワンピースの似合う深窓のご令嬢(*´д`*)
孤独を愛する主人公と、重い過去を背負った美しい青年(*´д`*)
全編に流れる、重厚な空気(*´д`*)
いいねえいいねえ!
主人公じゃないけど、ただこの空間を読み続けていたいよ。
謎ときとかは結構どうでもよくて、なんだか舞台を見ているような(それも北島マヤばりの)雰囲気がすっごくよかった!そして最後の章「供物」が表すところを思うと…(((;゚Д゚)))ヒィィィ
名前とか戸籍とかど、どうしたのかな(((;゚Д゚)))
【2010.06.24】 ミステリ
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秋月涼介「消えた左腕事件」
北山猛邦「さくら炎上」
越谷オサム「観客席からの眺め」
桜坂洋「毒入りローストビーフ事件」
村崎友「密室の本」
米澤穂信「ナイフを失われた思い出の中に」

シェアワールド?「蝦蟇倉市殺人事件」シリーズのことは知っていた。ここは1から読むべきなんだろうけど、ちょうど2が先に順番が来たし、越谷さん・桜坂さん・米澤さんと贔屓がそろっていたこともありこっちから。
同じ市を舞台にした短編集。前にもあったよなあ、歌野晶午さんとか書いてた気がする。すごい薄かった気がする。
どれもちょっとしたうっちゃり巻とほんのりダークさが楽しかったー!
■消えた左腕事件:あっさりしてて巻の最初としては最適な感じ。真知博士が名探偵に見えないのは仕様でいいんだよね?
■さくら炎上:女子高生ならではの生硬さというか真摯な必死さが好き。
■観客席からの眺め:越谷さんもこんな雰囲気のを書くのねー!今度ミステリ長編読みたい。
■毒入りローストビーフ事件:ラストが好き。なんかその場の空気が感じられるみたいで、それどこじゃないんだろうけど可笑しい。
■密室の本:ちょっと息切れ?でも青春の雰囲気は好き。真知博士が猿回しの猿なのは(略)
■米澤穂信:「さよなら妖精」スピンオフ?覚えてなかったが。

とりあえず1が来たらまた読もう。3は出るのかな?面白いから出してほしいな
【2010.06.23】 ミステリ
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神山健治×羽海野チカの話題作を、神山監督みずから小説化!
この国の“空気”に戦いを挑んだ、ひとりの男の子と、彼を見守った女の子の、たった11日間の物語。話題のアニメを監督自らオリジナルエピソード豊富に小説化。

一時期ものすごい勢いで「東のエデン」の広告がでまくっていた。羽海野さんの絵は気になったけど、アニメ後進国の新潟ではやらないだろうし、やっても深夜だろうし、まあ見ないだろうな、と気になりつつスルーしていた。
ちょうど図書館の新刊に入ってたので、とりあえず読んでみた。だからアニメも映画も見てない。あらすじすら知らなかった。
まあその、それが悪かったんだな、たぶん。これはアニメなり映画なりを見た人が、補完的に読む物でありました。
途中まで、「100億円使って世直し」ってどうなるの?なにこの万能執事みたいなひと?ぎゃふんとかなに?ボーイミーツガールいいねえ!記憶喪失いいねえ!と喜び楽しく読んでいたら・・・・・・はしごをはずされたよ!
なんなのあのラスト!わけわかんない!
【2010.06.21】 そのほか
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塾講師の南部観一郎は、今日もペンダンと共に自分たちの同類を捜しに夜の街を彷徨った。ペンギン姿の似合うペンダンは口の減らない奴だが、頼りになる相棒でもある。この世界の観測者である南部は、延長体であるペンダンと共に1500年以上生きる存在だったのだ――。哀愁の量子ペンギンSF。


あーもう好き!すごい好き!表紙もミギーさんだし!ペンギンも大好きだし!
大西科学さんのことは知っていたけどこれが初めて。なんで今まで読まなかったんだろう。

エマノン@カジシンのような長い記憶と、ショートツイスト@佐々木淳子のような長い孤独。
そんな哀愁ただよう空気の中で、二人?暮らす南部とペンダン。
もう戦いとか起承転結とか盛り上がりとか全然なくていいから、同類とかいてもいなくてもいいから、ただただひたすら南部とペンダンが暮らしていく様子を観察していたい。あちこちを旅しながら、出会い別れ、生活していく様子を。ペンダン旅情編!みたいなので続かないかなあ、これ。

とりあえず大西科学さんの既刊を探そう。
【2010.06.16】 SF
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香南は、顧客の死後にweb上の死亡告知やサービスの解約処理を代行するHCC社勤務の25歳。伝説の創業メンバー・野上の死後処理を任された彼女と香南のネット上の代理人である〈カナ〉は、謎のメールに導かれ彼の人生を追う。恋に仕事にひたむきな女子がwebとこの惑星(ほし)の未来を拓く。愛と勇気のシステムエンジニアSF!

なんか見たことある名前の人だなー、と思ってたら「声で魅せてよベイビー@ファミ通文庫」の人か!
あの広野くんとはまた違った、並行世界の?広野くん登場。彼の雰囲気は結構好きだったので嬉しい再登場(とはちと違うが)表紙の雰囲気も好き!好き本「ミッション・スクール」の人だわー。
昔ドラえもんとか読んだり、ジュブナイルSF読んだりするうちに思い描いた「未来の世界」。この本の中では車が空をとんだり自動で食事がでたりはしないけど、そんな昔なつかしさの香る未来の世界がある。それと同時に、今から時代が半歩すすめば、こうなるんじゃないの?ちょっと便利じゃない?すごくない?という未来への憧れ。
SE用語がもっとわかればもっと楽しめたんだろうけど、わからなくても充分楽しかった。香南の世界も、カナの世界も。
ただ香南が辻河原に憧れるくだりは正直唐突だったし、ありえないだろ!と思った。というか辻河原イラネ。

声で魅せてよベイビーも読み返してあっちの広野くんにも会ってこようっと。
【2010.06.15】 SF
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本格愛好家へ贈る、ディテクティブ・ミステリーの傑作!!
「趣味」探偵の謎の青年が、生真面目な執事や可愛いメイド、巨漢の運転手などを使い、難事件を解決する。
知的スリルに満ちた本格ミステリー!

探偵wwwなにもしてないwww
短編集なわけだけれど、探偵は何もしてないけど、とりあえず事件は解決するという、ある意味特等席?
謎がわいてきたら出かけていって、ちょっと女性と戯れている間に目の前で謎をといてもらうという。
いいなwww

とりあえず登場人物の顔は、華族探偵@斎藤岬の人々で決まり。素成さまに千代ちゃんに、声をかけられるお嬢様は濱子さん!
【2010.06.10】 ミステリ
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山梨県内で発生した致死率百パーセント近い新興感染症。生還者のウィルスから有効なワクチンが作られ拡大を防ぐが、発生当初の“竜脳炎”感染者で意識が戻ったのは、三名だけだった。病院内での隔離生活を続ける彼ら三名は、「後遺症」として不思議な能力を身につけていることに気づき始める。壮大なる井上ワールド、驚愕の終末―。

久しぶりの井上さん長編新作!まってました!
井上さんの長編といえば、風呂敷を広げに広げ、若干たたみきれずに中身こぼしちゃった的な終わり方をするというイメージ。まさしくドンピシャ!キャッホウ!

まずは爆発的に感染してどんどん死亡していくパンデミック小説?的な始まり方をし、ここで既に怖い思いをする。
そんでもって生き残りの少数に超能力があらわれる。「風が吹けば~」のちょい能力とは違う、本物!(風が吹けば~は超能力とかそういうところとは別の意味で大好きだ)
ちょっと落ち着いたところで事件勃発!追われる生き残り達!どうなる?といったところでラストは井上節だよ!まあ、賛否両論あるところなのかもしれないけどー。いつものことだしー。

この先、または別の道の「魔法使いの弟子たち」を読みたいなあ。あと5本くらい!

とりあえず「ダレカガナカニイル・・・」と「オルファクトグラム」を読み返したくなりました。
【2010.06.09】 ミステリ
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成南電気工科大学機械制御研究部略称「機研」。彼らの巻き起こす、およそ人間の所行とは思えない数々の事件から、周りからは畏怖と慄きをもって、キケン= 危険、と呼び恐れられていた。これは、その伝説的黄金時代を描いた物語である。

スッキリした!
なんだか一生懸命で、仲間がいて、つまらないことに熱中した時代。
全力で遊び、他人から見ればどうでもいいつまらないことに全力を傾け、笑いあい、なにかを成し遂げたり成し遂げなかったり。全力青春時代、懐かしいなあ。あのころには戻れないけど、あのころがあったからこそ、今の自分がある。

ボリュームが足りないよー!もっとじっくりたっぷりねっとりキケンの皆さんのお話を読みたかったな。終わっちゃうのさみしーい。

あと、どうしても恋愛至上主義っぽいところが苦手だ・・・恋愛絡まない話はすっごく好きなんだけど、なんでそこで恋愛からませるかなー!っていうのがなあ。今回で言うと、章ごとに感想とかはさみつつ、彼女のおかげで俺、向き合えたよ!的なところとか。普通に行っとけよ、そこは!学園祭に!

しかし、今回すっごいラノベっぽかったな。電撃文庫でもおかしくないよ。
人工生命体≪練生人間≫には、様々な特殊能力が付加されている。平穏な生活を望む「蕩森ベル」のもとにやってきたのは、≪練生人間≫「楽士ロココ」。超が付くほどドジな彼女に付加されていたのは、超が付くほど取扱注意の「ニトログリセリン」の能力だった……。

要塞都市ヽ(゚∀゚)ノ?錬生術ヽ(゚∀゚)ノ?と好みの単語が並んでるし、きゃっほうヽ(゚∀゚)ノとばかりに借りてみたはいいものの・・・・・・
のっけから『ロリ少女(と、思われる)のほっぺたをひっぱり、セクハラをし、舌足らずに反論される』展開に1イラッ
爆発少女(ピカリ?)だの、意志の通じない戦闘少女(玉藻ちゃん?)だの、闘うシスター(高木由美子?由美江?)だの、なんか別のキャラをいちいち思い出させるようなキャラが続々出てくるのに2イラッ
要塞っぽくないしー、練生術ってなんか人造人間的なものにしか使ってないしー、いつのまにかラブ展開?だしー、匂わせるセクハラ、普通にセクハラ多発でイラッとするしー、ベル錬生人間フラグたちまくってるしー、いつか面白くなる・・・期待を裏切る展開とか終わり方とかする・・・と思いつつ、最後のページになりました。で、なんでラブ?
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  • あひる
  • 国産SFとラノベとミステリ
    マンガはたいていコミクス派

    ◇◇個人的ツボ◇◇
    ・時間ループ
    ・頭のいい少年が悪巧み
    ・イっちゃってる
    ・陰陽・妖怪とかそういうやつ
    ・学園(寮だとなおさら)
    ・誘拐
    ・メガネ

    kawano55(アットマーク)hotmail.com

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