読んだ本の感想覚書。ツッコミ・補足・トラバ等歓迎です。
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浪人生の高岡裕一は、奇妙な断崖の上で3人の男女に出会った。老ヤクザ、気弱な中年男、アンニュイな若い女。そこへ神が現れ、天国行きの条件に、自殺志願者100人の命を救えと命令する。裕一たちは自殺した幽霊だったのだ。地上に戻った彼らが繰り広げる怒涛の救助作戦。

高野さんは「13階段」の時に、『このおもしろさは「死刑執行人の苦悩」にほとんど依っているのではないか?』と思ってからなんだかずっと避けてたけど、「読んでよかった」「おもしろかった」という声が多かったので読んでみました。けっこうおもしろかった。
世代も性別も心意気もトラウマも気質もそれぞれ違う4人組が、誰かを助けるために一生懸命応援したり応援したり応援したりしてるところがほほえましくてすっごく楽しかった。後半の日本論とかそういうところはだいぶ読みにくかったけど、トータルでは面白い側で。
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【2010.01.27】 そのほか
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元裁判官で、現在は大学教授を務める梶間勲の隣家に、かつて無罪判決を下した男・武内真伍が越してきた。愛嬌ある笑顔、気の利いた贈り物、老人介護の手伝い…武内は溢れんばかりの善意で梶間家の人々の心を掴んでいく。手に汗握る犯罪小説の最高傑作。

怖おもしろかった!
何が正しいのか、正しくないのか、信じかけては懐疑に襲われ、けむに巻かれて先に進む。どうなるどうなるで一気読みでした。超翻弄された。
【2010.01.27】 ミステリ
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一五五六年。戦国の大名がいまだ未成熟の時代。勢力図を拡大し続ける戸沢家、児玉家の両雄は、もはや開戦を避けられない状態にあった。後に両陣営の命運を握ることになるその少年・小太郎のことなど、知る由もなかった―。

「のぼうの城」がおもしろかった作家さん。読みながら小太郎にバガボンドの小次郎を重ねてしまった。
「小太郎の左腕」が物語の肝になることは間違いないんだけれど、物語の主軸は半右衛門にある。

かっこいいよ半右衛門かっこいいよ
まあそれに尽きるわけだが。
侍であるところの心意気とか、領民に対する責任とか覚悟とか、もうかっこよすぎて正直小太郎どころじゃなかっ(略)

そういえば「忍びの国」を読むのを忘れていた。予約してこなくっちゃ。
【2010.01.25】 そのほか
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“世界金融経済界に最強ヒロイン誕生! ” 零細DM発送代行会社を継いだ若き経営者ジンは、彼女にフラれたその夜、キャバクラで「世界征服 」を宣言する絶世の美女・リンと出会うが……!?

平凡男子が、突如として現れた世界征服をもくろむ女の子にまきこまれてどうこう、ってどこかで聞いたような話だけど、私はそのどこかで聞いたような話はまだ読んだことがないので比較はできない。とりあえずここでは経済的に世界征服しちゃおう、というビジネス書の入門編ラノベバージョン、みたいな感じ?最近では萌えキャラで参考書とかもでているのでありなのか。そのうち執事家庭教師とかメイド塾講師とかもでてくるかな。
とにかくお金とビジネスに関するうんちくとか豆知識とかそういうのがつまってて、超絶美少女あり不思議ちゃんあり天然あり妹ありハーレムあり密談ありのこれでもかという抱き合わせ状態。
どんどんどんどんスケールアップしていくのが眩しいようなあきれるような、そんな読後。
ドーピングのどこが悪い!
男子柔道81kg級のエースが薬物汚染。若き女子コーチ・篠子は、極秘裏に真相究明にあたるが-。
そもそも、柔道は武道かスポーツか。善悪の基準は何なのか……!

第四回新潮ミステリー倶楽部賞受賞作、雫井さんのデビュー作だそうです。
もりだくさんのミステリでした。
主題となる「エースのうちどちらが薬物に汚染されているのか」、のほかに「通り魔事件」「ドーピングとは?」「柔道の試合」「コーチと教え子とは」「鬼平だいすき」「意外な結末」「柔道愛」終盤はものすごい勢いでした。
史上初の柔道ミステリ、と銘打たれていましたが、その通りミステリ部分だけでなく柔道部分もすごく楽しかった!実父が柔道をしていたこともあり、普通より柔道には触れていたせいかもしれませんが、試合のピリピリした様子、技の読みあいなどもすごく臨場感あふれていてよかったです。コーチとしての篠子の立ち位置も好きだ。
正直通り魔事件モノローグ部分から連なる驚愕の真相!までは必要ないかも、とは思った。そうでなくては悲しすぎて。
【2010.01.07】 ミステリ
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若だんなの目から光が奪われたって?
早くみんなで取り戻さないと!
でも、一体誰が盗んだの?

相変わらずかわいいシリーズ(´∀`)ホノボノ
若だんなの目が見えなくなって、それを解決するためにいつも以上に!皆が奮闘するという連作短編。
家鳴は人気がでたのか?すごくしゃべるようになりましたねー。存在感大!
若旦那もいつもより幼い感じだったけれど、みんなが若旦那を、若旦那がみんなを、大好きなんだよねえ。
仁吉フューチャーの「ころころろ」と、大団円「物語のつづき」が特に好きです。
【2010.01.06】 そのほか
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素質だけは全国レベル、態度ならメジャーレベルの豪腕高校生ピッチャー・コーキは、強豪野球部K高にプライドを蹴散らされ、真剣に野球に取り組みはじめた。だが思ってもみなかった事件がコーキたちに降りかかる!!
面白かったー!
「太陽がイッパイイッパイ」「厭世フレーバー」の三羽さん。今回もやってくれました。
「素質はすごい子がまじめにやらない」「ダメ高と良い子高がまじって」「高校野球」それぞれよくあるパターンだけども、これに「水害」というファクターを加えたら凄惨だけれども緊張感あふれる面白展開に!
文字通り手も足も出ないような水害被災者の生活と、そんな中だからこそと薦められる球児たち。それぞれに野球にうちこみ、交流を深めていくさまを見ているのが楽しい。一生懸命試合をするさまは手に汗握り、わくわくする。ニナ高もK高も「なにもできない」?「なにかできる」?
それまでの集大成のような試合も楽しかった!野球たのしい!
最後の練習試合はほんとに、ほんとに読みたかったー!
ところどころにはさまれるコメディ展開も楽しい。「かなしい顔」のくだりは何度読んでも笑っちゃいます。

【2010.01.04】 そのほか
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SFマガジン創刊50周年記念特大号。なんで飛さんが久しぶりに載るといつも特大号なんだ。前回(蜜柑)は600号記念特大号だったし。まあその、目玉か。
去年最後の読書&今年最初の読書はSFマガジンでした。SFに終わってSFに始まる。そして飛さんの新連載とは(0゚・∀・)!
「象られた力」の舞台を「呪界のほとり」キャラが「夜と泥の」風に動き回る、という事前の話だけ聞いていてファフナーとか万丈とかまた出てくるのかと思ったら違った(ノ∀`)タハー
でも確かにそれっぽいキャラ(めんどくさがりな不幸呼びの職人ときゃらきゃら賑やかなお供と割と身勝手な老人)もいて、覚えのある用語がいくつか出てきました。

飛さんの話はすごく色彩とか質感が豊かだと思うのです。ねばつき流れる金と黒、鐘の音のきらきらしさ、焔の赤さとゆらめき。あとエッジの処理というか、ものすごく高画質で境界がはっきりくっきりしてるところと、丸くて柔らかで滑らかなところが好きです。
今回はそれに加えて謎めいたキャラクターの魅力と、物語があふれ出す仮面と零號鐘と、楽しみがたくさん!
とりあえず第二回の分はあるそうなので安心ですw

その他の作品一言感想。まだ読んでないのも多数だけど。
しかし「日本SF篇」なのに筒井さんとか小松さんとかないの淋しい。
□フェイス・ゼロ/山田正紀:どこかで見たことがあるような
□問題食堂/椎名誠:微妙。
□ロボ/瀬名秀明:ここであのケンイチくんがでてくるとは!
□小指の思い出/牧野修:元気なボケ老人が一番怖い。
□囚人の両刀論法/小林泰三:人間ってのはなあ。
□メトセラとプラスチックと太陽の臓器/冲方丁:薄味。長編の序章っぽい
□夢/菅浩江:SFってすてきだなあ。

コミックはまあその。


【2010.01.01】 SF
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  • あひる
  • 国産SFとラノベとミステリ
    マンガはたいていコミクス派

    ◇◇個人的ツボ◇◇
    ・時間ループ
    ・頭のいい少年が悪巧み
    ・イっちゃってる
    ・陰陽・妖怪とかそういうやつ
    ・学園(寮だとなおさら)
    ・誘拐
    ・メガネ

    kawano55(アットマーク)hotmail.com

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