読んだ本の感想覚書。ツッコミ・補足・トラバ等歓迎です。
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SFJ特集/吸血鬼世界への招待
篠田真由美/吉川良太郎/恩田陸
読みきり小説
梶尾真治/タタツシンイチ/樺山三英/北國浩二
連載小説
あさのあつこ/小路幸也/火浦功/古橋秀之/三島浩司/森岡浩之/若木未生
ほか
誕生日でした!
新しい年一冊目は古橋さんで!というわけでSFJ借りてきました。最近何もしなくてもSFJが入荷してるんですが、誰かリクエストしたのかしら。
今回は吸血鬼特集(゚∀゚)、エマノンシリーズの新作読みきり(゚∀゚)と楽しみたくさん!
巻末にあった第九回日本SF新人賞、ちょっとおもしろそうだな!

感想:
連載のはあらすじすらなく(季刊誌でそれはどうかと思う)わかんなかったので読めませんでした。
森岡浩之/連載だけど、文庫で設定わかったから読んだ。続き3月かよ!と思うと(´・ω・`)
火浦功/短っ!
吉川良太郎/ひきとられた遠縁の家のお姉さんが綺麗でどSだった話。
梶尾真治/エマノンと一般の人、ではなくエマノンから見た一般の人話。エマノン1話目読みたくなった。
井上雅彦/ホラー畑の人と認識していたが、やはりホラーっぽかった。
北國浩二/孤独の設定。まあ終わりよければすべてよし
古橋秀之/話数が最初の頃より増えてきた気がする。薄めのノヴェラならそろそろ文庫化できないかな?「首切り姫」おとぎ話。「見えない泥棒」小粋で好きだ。「最後の星乗りたち」かっこいい宇宙。「トン、コロコロ」題名なんか星新一とか筒井康隆のSSみたいだ。ラストが好き。「四次元竜と鍛冶屋の弟子」おとぎ話。設定が好き。「賢者と戦争」しみじみ。「彗星の鉱夫」切ねえw
書き出しから内容まで、懐かしいSF短編集って感じですごく好きだな(゚∀゚)!ほのぼの白古橋万歳。

そんなわけで、存分に古橋分を楽しみました。新しい年齢の私に、また楽しい本との出会いがありますように(´∀`)つ□
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【2009.01.30】 SF
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なんとなく法廷もの/裁判ものが読みたくなったので検索。
↓を参考にしました。
http://q.hatena.ne.jp/1175996931
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2231718.html
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1481198&rev=1

◎読んだ ・図書館にある

◎12人の浮かれる男/筒井康隆/新潮文庫(陪審員)
◎違法弁護 /中嶋博行/講談社文庫
◎キューティー・ブロンド/アマンダ・ブラウン/ヴィレッジブックス(弁護士)
・第一級殺人弁護/中島博行/講談社文庫
・評決/バリー・リード/ハヤカワ文庫NV
・罪の段階/リチャード・ノース パタースン/新潮文庫
・子供の眼/リチャード・ノース パタースン/新潮文庫
・最後の審判/リチャード・ノース パタースン/新潮社
・青春の蹉跌/石川達三/新潮文庫
・王妃の離婚/佐藤賢一/集英社文庫
・十三番目の陪審員/芦辺拓/創元推理文庫
・事件/大岡昇平/新潮社
・半落ち/横山秀夫/講談社文庫
・量刑/夏樹 静子/光文社
 タクティカル・ジャッジメント/師走トオル/富士見ミステリー文庫(弁護士)
 助産婦が裁かれるとき/クリス・ボジャリアン/創元推理文庫
 十二人の怒れる男/レジナルド・ローズ/構想社
 ホカベン ボクたちの正義/中島博行/講談社文庫(弁護士)
 ユダの窓/カーター・ディクスン/早川書房
 犬坊里美の冒険/島田荘司/カッパノベルス
 
おすすめあったら教えてくださーい
【2009.01.30】 覚書
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白の闇わたしたちすべての目が見えなくなったら?

極限状態に追い詰められた人間の、弱さと魂の力。
読書メーターから。
ある日突然、視界が白に塗りこめられてしまった男。その病はその男の周りにいた人物すべてに感染してその人数を爆発的に増やしていく。その中でたった一人、眼科医の妻だけに視力が残され……。
といったホラー?パニック小説?に分類されるであろう本。すごかった。
やらなきゃいけないことがあったのに、それを明日にのばして一気読み。とんでもない本。
視力を失っただけで、人はどこまで普段とかわってしまうのか。「見えない」「見られてない」ことがどこまでモラルを堕落させるのか。しかし実際その身におこってみれば、その場でモラルなど何の役にもたたないのだろうし、ただ生にしがみつくしかできないのだろう。
殺人、汚泥、糞便にまみれた街、何も見えない恐怖、それもあるけど現実になった時どうしていいのかまるでわからないのが怖い。
【2009.01.28】 そのほか
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ぐるぐる猿と歌う鳥5年生に進級する春、北九州の社宅へ引っ越した森(シン)。東京ではいじめっ子の乱暴者というレッテルをはられ嫌われ者だったが、引っ越し先の社宅の子どもたちは森を受け入れてくれた。でもこの社宅には何か秘密が…。
「少年少女」にも「かつて子供だったあなた」にも楽しく読めるような、かわいいお話でした。かわいいだけではないけれど、方言と子供達がそれを糖衣のように柔らかくくるんでくれる。
日常の謎や伏線がちいさく隠れていて、読み進めるうちに「こういうことか」とちいさくすっきりする。読書って楽しいなあ。描かれているのは本当に「日常」で、ちょっとばかり悪巧みしてもちいさくすっきりするだけなんだけど、子供の世界ってそんなもんだよなあ。

個人的に九州弁がとても好きなので、唐突に九州弁がでてきてびっくりするやら嬉しいやら。ほかにも九州弁がでてくるお話があったら教えてくださーい(ガンパレの小説版以外あんまり見たことない)

あとミステリーランドで名前だけ出ていて出版されていないのが、我孫子武丸/井上雅彦/井上夢人/恩田陸/菊池秀行/京極夏彦の6人。井上夢人楽しみだなあ(0゚・∀・) +!
あとはやみねかおる「ぼくと未来屋の夏」読んだのに感想書き忘れてた。面白かったと思うだけど忘れちゃったなあ。
男たちは北へ東京から青森まで自転車でツーリングする桐沢風太郎。ひょんなことから自衛隊の陰謀さわぎに巻き込まれ、特別隊に追跡されるはめになった。道中で出会ったヒッチハイクの家出少年、桐沢、自衛隊の尾形三佐―追う者と追われる者の対決、冒険とサスペンスをはらみつつ、男たちは北へ。男たちのロマンをさわやかに描く傑作ロード・ノヴェル。
「男たちは北へ」
北へ向かう男達の話なわけだから無骨なまでにそのままだけど、そのそのままっぷりがすごく“らしい”タイトル。

はからずも主人公・桐沢の手にわたった文書を、どうにか穏便に取り戻したい自衛隊が軸の一本目、そして桐沢自身が東京から青森まで自転車で旅をするのが軸の二本目、それぞれが微妙に重なったり重ならなかったりで進むストーリー。分類するとハードボイルド・ロードノベル?
地酒を飲み、坂を上り、出会う人たちと交流し、北をめざす桐沢。ヒッチハイクで北をめざす家出少年。桐沢というか文書を追いかけて北をめざす自衛隊の尾形。三人それぞれの交流もまた無骨だけれども大人の男の友情、ってこんなんかなあ、と少しそのかっこよさにうらやましくなった。
【2009.01.27】 ミステリ
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交渉人口説く。

FBI仕込みの警視庁犯罪交渉人が人質解放への壮絶な心理戦を仕掛ける!
最新型の犯罪交渉サスペンス!
同作者さんの「誘拐」が、あの「99%の誘拐@岡嶋二人」に匹敵する面白さだとかなんとか、書店のPOPに書いてありました。そんなもんで読んでみようと思ったら5人待ちだったので、とりあえず面白そうな別の本をと。
結構面白かったです。
特殊職業もので、有能な上司とかそれに憧れる女性主人公とかいいよね!
全部で四章立て、一章「事件」で事件が起こって、二章「交渉」で交渉して、三章「追跡」で追跡して、四章「真実」で解決。わかりやすっ!一章~三章まではサスペンスものでドキワクものでしたが、「真実」はまあ2,3行読んだらバレバレ。だけどそこだけ社会派っぽいから別にいいのかも。
主人公の遠野さんはとても芯の通ったステキな女性なので、続編「交渉人 遠野麻衣子 最後の事件」も読んでみよう。ってかもう最後の事件かよ!早いよ!
【2009.01.26】 ミステリ
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ひゃくはち108―それはボールの縫い目、そして煩悩の数。補欠だからこそゆずれない夢がある。映画化原作!注目の大型新人デビュー作。
甲子園めざして野球に明け暮れていた高校時代と、その9年後の話が交互に出てくるタイプのお話。色々惜しかった。
野球の試合描写や練習がらみは手のひらに汗握る雰囲気ですっごく好ましいのに、その裏で飲酒喫煙してんのかよ!ねーよ!大人エピソードもいらなくね?みたいな。

【2009.01.26】 そのほか
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ファミリーポートレイトあなたとは、この世の果てまでいっしょよ。
呪いのように。
親子、だもの。

ママの名前は、マコ。
マコの娘は、コマコ。
遠いところへ行ってしまった気がしていた桜庭さんが少しだけ戻ってきたような、そんな本でした。(ゴシックの続きマダー?)桜庭さんの描く少女と少年が好きなだけにラノベの世界に戻ってきてほしいけど、書きたいものを書ける場がある、というのはやはり稀有なことなのだろうと思う。

第一部はエキセントリックな母親マコとその子供コマコの旅の物語。絵空事のような寓話めいた連作短編集の雰囲気で、その世界もマコもコマコも、アクリルのように透明でしたたかだ。冒険譚のようにはじまって、終わる。
第二部はコマコとその母親マコのやはり旅の物語。読んだ絵本を閉じるように一部の物語は終わり、身を削り魂を削るうち、いつしかアクリルの人形から生身の人間になっていく。
正直コマコの初長編完成~受賞のあたりはメタっぽさがイヤだったけど、一部はとても好きだ。
それは私が桜庭さんの少女の話が好きで、家族の話は苦手だからだろう。
もう一度、「赤×ピンク」「砂糖菓子~」「推定少女」あたり、読み返してみたくなった。
でも、もう「荒野の恋3」(≠荒野)は読めないんだなと思うととても悲しい。

【2009.01.25】 そのほか
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ジョーカーゲーム陸軍内に設立されたスパイ養成学校“D機関”。これを率いる「魔王」結城中佐は、魔術師の如き手さばきで諜報戦の成果を挙げ、陸軍内の敵をも出し抜いてゆく-。スタイリッシュなスパイ・ミステリー。
読書メーカーでなんか好評そうだったので読んでみました。
“D機関”と呼ばれるスパイ養成学校がらみの連作集です。西村京太郎にもD機関がなんちゃらって本がなかったっけ。あれもスパイものだったかな?

まさしく「スタイリッシュなスパイ」もの。スパイのみなさまがほんと万能でなんでもできちゃうから、ハラハラドキドキというよりは「うわあ、かっこいい(*´д`*)」という感じか。表題作「ジョーカー・ゲーム」と「幽霊」「ロビンソン」が特に面白かったなあ。

ところで表紙(絵:森美夏)、結城中佐めっちゃかっこいいですね(*´д`*) 右手の白が印象的!

【2009.01.23】 そのほか
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虎よ!虎よ! 顔に異形の刺青をされた男の、

 絢爛たる復讐の物語。

 鬼才が放つ不朽の名作!
すっげえなあ( ゚д゚)ポカーン
50年以上も前に書かれた話だって!
夏目漱石とか、ちらっと「幸福論@ヒルティ」を読んだ時も思ったけど(どっちも100年以上前)、人間の考えることとかってあんまり変わってないんじゃないのかな?源氏物語だって好きだの嫌いだの美人だの幽霊だの言ってるし、枕草子も「やっぱ春は明け方よねー」とか、今と変わんない。

まあそれはいいんだけど、この本、すごいパワーで面白かった!
奇想コレクション「願い星、叶い星」がとてもよかったので新装版がでたのを機に読んでみました。
ちょうど電車に5時間ほどゆられる機会があったので一気読み!贅沢!
まず表紙(絵:寺田克也)がすばらしい!
読む前から興味をかきたてられ、読んでる時はまさしくこの顔で暴れている様を思い、読んだあともこの顔みただけでさまざまなことを思い出す。すばらしい!

あらすじとしては、人類がジョウント=瞬間移動能力を身につけた世界で(このジョウント効果開発?に関するエピソードもまた酷くて凄い)、宇宙船乗りガリー・フォイルがひたすら復讐の"虎"と化す話。
加速装置など後の小説、アニメ、マンガで見られることとなる大小のギミックが山盛り、恋と戦争と宇宙と陰謀と黒幕と、いくつものエピソードがこれでもかこれでもかと津波のように押し寄せてきてもみくちゃにされる快感、SFってやっぱすごいよ!

「分解された男」も探して買わなきゃなあ。奇想コレクションも文庫化されないものか。
【2009.01.17】 SF
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廃用身 悪魔による老人虐待か、
 それとも奇跡の療法か?

すぐ、そこまで来ている現実を予言する、衝撃のミステリ
とんでもない本があったもんだ!Σ(゚д゚lll)
出版されてから5年以上読んでなかったなんてうかつすぎにもほどがあるってもんだ自分!
病気等による麻痺によって動かなくなってしまった腕や足のうち、リハビリをしても回復を望めないものを「廃用身」というのだそうだ。麻痺して動かない四肢は重く、痛み、自分や介護者の邪魔ばかりしている。そんな風に考えれば、この小説の中でいうAケア=切断を受け入れてしまいそうだ。
はじめから終わりまで、ノンフィクションのようにかたられるこの小説、確かにフィクションではあるのだけれど、現実をみてみたら御伽噺だ、妄想だ、と一概に言い切れないところが怖い。

20年位前、近所に一人暮らしのお婆さんがいた。たぶん80歳くらいだったのだろう。白くなった髪を上品な紫色に染め、軽くパーマをかけて着物を自分で着、いつもおしゃれだった。買い物や家の事もすべて一人でやっていて、とても生き生きとしていた。そのお婆さんが大腿骨骨折をしてからあっという間に、痴呆になった。息子さん夫婦の家に引き取られて家庭介護となったが、そこには既に奥さんのお母さんが寝たきり老人として介護されていた。お婆さんはその年代にはめずらしく長身だった。奥さんのお母さんは背は低かったが丸々と太っていた。二人の介護を奥さんが一手に引き受けていた。物忘れ、徘徊、弄便などもあったそうだ。そのうち旦那さんが病気になり床についた。奥さんの相手は3人になった。10年くらい経ち一人亡くなり、15年でもう一人亡くなり、先日旦那さんも亡くなった。自営業だったので奥さんはお店のことと介護のことだけで20年暮らしたことになる。奥さんが介護を始めた時が若かったことと(それでも50代)、奥さん本人が精神的にも肉体的にもものすごくパワフルだったことが20年介護し続けられた原動力になったと思う。でももし70歳で親の介護が必要になったら?体位を変えるのも、車椅子に乗せるのも、身体を起こすのにも一苦労だ。そんな時、Aケアの話が出たら?

この先、老老介護は当たり前になっていくのだろう。介護保険も国保もあてにならない時代がくるかもしれない(もうきているのかもしれない)。
誰もが行く道、老人になる前に、奇麗事抜きで考えなければならないのだろう。
とても考えされられた。
【2009.01.16】 そのほか
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2008年下半期ライトノベル杯に久しぶりに参加します。今回あんまり数読んでないけど、新しい本との出会いを願って。
【08下期ラノベ投票/新規/9784797350623】
【08下期ラノベ投票/新規/9784094511031】
【08下期ラノベ投票/新規/9784094511017】
【08下期ラノベ投票/既存/9784044267117】
【08下期ラノベ投票/既存/9784094511093】
【08下期ラノベ投票/既存/9784758040136】
【08下期ラノベ投票/既存/9784086012034】
【08下期ラノベ投票/既存/DENGEKI:SOLID】


感想は過去記事のだいたい抜粋です。書影クリックでBK1、タイトルクリックで過去記事へ飛びます。
《新規部門》
迷宮街クロニクル
生還まで何マイル?迷宮街クロニクル 生還まで何マイル?/林亮介/GA文庫
面白かった!
舞台となる街で、コンビニや各種公共機関などの『現代』と、武器屋などの『ゲーム』との不思議なまざりっぷりがまた楽しい。探索一回一回もすごく緊張感にあふれてて、刺すか刺されるか、食うか食われるかだ。人間関係も面白いことになりそう。
中巻、下巻がでるのが楽しみです!

此よりは荒野
此よりは荒野/水無神知宏/ガガガ文庫

一本筋が通っていてこれからの成長幅を思わせる主人公らしい主人公、ちょっと謎めいたところもある孤高のヒロイン、微妙に見守ってくれたりする街の人々、あこがれの人、おしゃま少女にカッコイイお姉様と誰もが血が通っている。その分、斬られれば血も出るし撃たれたら死んでしまう。
少年は男に変わる。

幽式幽式/一肇/ガガガ文庫
怖っ!
ライトノベルでボーイミーツガールで青春もので学園もの、だけどホラー。
薄幸そうな美少女と基本ヘタレ少年の物語、だけどホラー。
ロリぷに巨乳な先輩、だけどホラー。
絵師さんは賛否あるみたいだけど、私はこの雰囲気にあってていいと思うな。


《既存部門》
円環少女9円環少女9 公館陥落/長谷敏司/角川スニーカー文庫
東郷先生・゜・(ノД`)・゜・
強い物語でした。例によって黒いし、ルビ多いし、登場人物も多いし、変態だし、更に嗜虐的変態性だし、でも夢にむかって希求する、物語を進める力の強さをすごく感じました。一区切りついて、大きな夢に向かう階段を登り始めた仁たちはどうなるのかな。

うしおととら1うしおととら1 我は冥界に斬り結ぶ/中山文十郎/藤田和日郎原作・絵/ガガガ文庫R
とにかく藤田先生サービス精神旺盛!挿絵もマンガも、あれもこれも描きたい→全部描いちゃえ、みたいなつめこみ方がらしいなあ。筆者の方と藤田先生と密に連絡をとりあい作り出されていて、雰囲気やキャラクターの言動は原作さながら。少しダーク寄りというか暗めの雰囲気ですが、ちゃんとギャグありなごみあり暑苦しいくらいの熱さあり!

タタリ姫1暗く、深い、夜の泉/萩原麻里/一迅社文庫
講談社ホワイトハートで出ていた「蛇々哩姫」シリーズが一迅社文庫で再見!一迅社文庫ありがとう!すごく読みやすくなりました!
えっ何々、全寮制の学園で八つ目の七不思議で伝奇で死なない体で凄腕エージェントなまきこまれ型SFチック小説?
どう見ても大好物です。ありが(略)
次の巻も面白いのですよ。刊行マダー?

約束の手紙ヴィクトリアン・ローズ・テーラー 恋のドレスと約束の手紙/青木祐子/コバルト文庫
短編集の「窓の向こうは夏の色」と悩んだのですが、基本ストーリーのほうのこちらを。短編集も、パメラとクリス以外の人物の意外な一面や闇や光を感じる気持ちを感じられてよかったです(´∀`)
シャーロックが王子様→やきもち王子様にクラスチェンジして順調にレベルアップしています。今回は手紙が重要なモチーフのひとつになっていて、やきもきしてるシャーロックの様子がかわいらしくもおかしいです。パメラ方面もクリス方面もそれ以外も、いろいろな恋があふれてて、幸せなシリーズです(*´д`*)

ソリッドファイターソリッドファイター完全版/古橋秀之/メディアワークス
ついにキタ↓↓↓→P(゚∀゚)↓↓↓→P!!!!!
熱い!熱い!熱い!筐体の前に座って100円入れて、システムボイスが流れる時のワクワク感、相手が厳しい手を出してきてそれに応じてる時のドキドキ感、闘い終わったスッキリ感、この本にはみんなあるね!
まっとうな成長物語、青春のほとばしり(色々な意味で)、たゆたう乳、同じものが好きな人が集まって作り上げる空気、あーほんと、読めて幸せ……(*´д`*)
あー、終わっちゃったなあ……。



次点
■姫百合たちの放課後…少女小説の中の人は百合エロ小説だった!みたいな。
「姫百合日記」「2001年宇宙の足袋」「花と指」が面白かった。とりあえず未成年注意。
■BH85…美しい未来と懐かしい記憶。
■ヴィクトリアン・ローズ・テーラー 窓の向こうは夏の色…表紙絵が軽やか!どの短編も変化球気味で、恋ドレシリーズの別の雰囲気を醸し出してくれますね。
【2009.01.16】 マイベスト
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時の風に吹かれてあなたに覚えていてほしい、わたしの未来の物語…。憧れの女性にタイムマシンで会いにいく表題作を含め、読み終えたらきっと誰かに話したくなる、珠玉の傑作11篇を収録。『SFJapan』ほか掲載を単行本化。
古橋週間だけど図書館で次の人が待ってるからとり急ぎ。
「黄泉がえり」映画化からしばらく、泣かせ系ぽい長編時間ものばかりだったので梶尾さんからは遠ざかっていたのですが、アルファ・ラルファ大通りの脇道さんの感想読んで、そうじゃなさそうだったのでさっそく借りてみました。
いつものリリカル「時の“風”に吹かれて」「再会」、よっぽど( ´,_ゝ`)プッな「柴山博士臨界超過!」、そりゃきびしい!な「月下の決闘」、あー…(´∀`)つ旦~~な「時縛の人」、とりあえず声にだせない「声に出して読みたい事件」、号泣(TÅT)「鉄腕アトム/メルモ因子の巻」、泣きゃいいんだか笑えばいいんだか「わが愛しの口裂け女」、どれもこれもバラエティ豊かでばかばかしくて、めっちゃ楽しかったー!これよこれ。やっぱSFにはマッドサイエンティストがいないとー。
【2009.01.15】 SF
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ゴールデンスランバー俺はどうなってしまった? 一体何が起こっている? 首相暗殺の濡れ衣を着せられた男は、国家的陰謀から逃げ切れるのか。精緻極まる伏線、忘れがたい会話。伊坂幸太郎のエッセンスを濃密にちりばめた書き下ろし長編。
あちこちで一等賞をとりまくった伊坂さんの長編。古橋週間の途中ではあるけれど、図書館の予約の順番がきたのでとり急ぎ。
んー、微妙?
確かに一気読みだったし、構成は上手いと思うし、人物は魅力的だし、折りに触れてはさまれる過去の回想と現在のからまりは読んでいて発見があって楽しいし、テーマの一つであろう「信頼と絆」にはうんうんと頷かされるし、痴漢は死ね、とかいいんだけど……微妙?
敵(国家的陰謀w)側にも自分側にもやたらとご都合主義っぽさがあるからかな?やたらと万能っぽい人がわらわら出てくるからかな?結局、「国家的陰謀」の謎も全体像も目的(首相一人殺す目的でそこまでするか?というのもあるし)も犯人何一つ解決してない「濡れ衣着せられたけど、みんなの協力で俺逃げたよ!」だけかよ!みたいな。
【2009.01.15】 そのほか
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冬の巨人永劫の吹雪を往く巨人“ミール”。
巨人の背負う“街”に住む
少年の前に降り立った、
不思議な少女の正体とは……?
マップスに続きまた白古橋。
あとがきで曰く“破滅と再生の寓話”をモチーフにした一作。
雪と雲に閉ざされた世界を、人類が住むちいさな街を背に乗せて歩き続ける巨人の話で、絵面を想像するだけでなんか妙に興奮してしまいます!時間の数え方も巨人の歩みを基準としていて、「ああ、こういう世界なんだな」と納得したり。
全編通して寒さがクローズアップされていて、その分凍面のようなつるりとして硬質な印象をうけます。マップスでの古橋さんの話にあった「知る、見る、見つける、使う」の「見つける」を理解し始めた少年と、謎の少女(光=熱?)も加わったこれからの街がどうなっていくのか、読後考えるのもしみじみと愉快です。少年を影に日向に支える街の人たちもかっこいい。

藤城陽さんのイラスト(特にモノクロと、表紙折り返し(←もったいない!)のミール)も素敵ですねー。
マップス風は銀河をわたり、翼は宇宙を駆ける。
6人の作家が紡ぎだすそれぞれの「マップス」!
秋津透/笹本祐一/重馬敬/新城カズマ/中里融司/古橋秀之
イラスト:長谷川裕一/麻宮騎亜/三浦建太郎/村枝賢一
古橋週間も早3日目。
マップスは名前は聞いたことあるものの、それ以外はまったくわからない初心者。表紙の子が「マップスちゃん?」くらいなものですよ。
でも1話目「迷子の宇宙戦艦/笹本祐一」は原作キャラ出演率が高かったので、おぼろげながら「マップスちゃん→×」ということがわかりました(´▽`)
その他の方々も原作キャラ・オリキャラまじって、あとがきで古橋さん言うところの「俺マップス」っぷりが、みんなこの話好きなんだなあ、と楽しく読めました。読んだあとでwikipediaとか見たらもっと楽しかった。

それにしても、宇宙はいいなあ(*´д`*)

宇宙へのあこがれとか、宇宙での新しい出会いとか、新しい星とか新しい船とか、創作:宇宙ならなんでもありで興奮しっぱなし。マップス読んだことないけど、きっと王道ど真ん中なんだろうな!とかリプミラ周辺なんだろうな!とか妙なワクワク感。
本編もいつか読んでみようっと。
古橋さんのはリリカル俺マップス(白成分)でした。少年の旅立ちへの思いっていいよね!あときれいな女教師もね(*´д`*)

追記:
拍手で2月に2巻発売との情報いただきました。
執筆陣をちらっと調べてみたら、山本弘/西野かつみ/葛西伸哉/笹本祐一、あと二人、くらいなのかな?重馬さんなんか続き書いたりして。古橋さんもぜひ。いやでもその前に人狼…ケルベロス…IXの続き…
蟲忍 前嶋重機の想像した世界を、
 古橋秀之が紡ぎ、構築する。
 50枚を越す描き下ろしイラストを
 満載したサイバー忍法帖、見参!
古橋週間中。バッカーノ新刊とヴぁんぷ4買ってきたから来週は成田週間の予定。
サムライレンズマンが東洋の神秘で、ノウェムが中国四千年の歴史なように、蟲忍もニンジャだからなんでもあり!
っていうか阿音かわいい(*´д`*)あとがきのぽてっとした体型たまらん(*´д`*)前嶋さんの尻はいいですね(*´д`*)

それにしても豪勢な本ですよねー。これでもかと設定やキャラクタをつめこみまくり、惜しげもなく使い捨て、緻密なイラストや廃墟などなど、民草「かっこいいなー(*´д`*)」と読みすすめるのみです。
阿音や縁隈の闘いっぷりもめっちゃ燃える!
割と薄い本だし本文の量も少ないだろうに、それにしてはやけにボリューミーな一冊でした。好きだ。
ノウェム五行算法の使い手―趙五行。趙に率いられた達人たちに囲まれて育った燕児は、ある日、運命的な出会いを果たす。そして歯車は動き始める…!“勁力”と呼ばれる超常の力、鍛えぬかれた身体、恐るべき武器の数々―全てが渾然一体となったとき、ひとつの世界が現出する…!!鬼才が描く超絶武術ファンタジー。
古橋週間中。
サムライレンズマンのシン・クザクが東洋の神秘でなんでもアリなように、ノウェムでの皆さんも中国四千年の歴史なんだからなんでもアリなのだ。川の上を歩こうが、右手が鬼だろうが、身体から火を吹こうがなんたって中国四千年なのだから。
薄いけど、やっぱ面白かったなー。
生き様が名前になってるとこもかっこいい。劉一諾が好きだ。色っぽい華楽先生も好き。また敵が強い!めちゃくちゃ強い!謎の四字熟語な必殺技の応酬にワクテカですよ。
続き……来年の電撃祭でハードカバーになるのはこれかな(´▽`)ニラニラ
サムライレンズマンシン・クザク―別名“サムライ・レンズマン”。彼は“独立レンズマン”の制服に身を固めた盲目の超戦士だ。あの生きた伝説、キムボール・キニスンの活躍により撃滅したはずの、宇宙海賊ボスコーンの復活を察知したクザクは、“ドラゴン・レンズマン”ウォーゼルやヴァン・バスカークら、お馴染みのキャラクターと共に新たな戦いへ挑んでいく!俊才・古橋秀之が描く超宇宙大活劇。
なんとなく今週は古橋週間にしようと決めた。で、本棚の端から読もうと思って取ったのがこれ。ちょっと判型大きいから困るんだよねー徳間デュアル。ブックカバーに入らないよ。

やっぱかっこいいなあ、おもしろいなあ!
原作レンズマンはちっとも読んでませんし、登場人物やこまかな用語も原作からのものが多いようですが、個人的にはオールオッケー、ちゃんと読めました。
この外伝小説でのオリジナル主人公、シン・クザクは、「フジヤーマ、ゲイシャ、ニンジャ、スシ」に連なる「サムライ」(決して侍にあらず)で、その超活躍ぶり、サムライっぷり、胡散臭さに脱帽です。ヒロイン?キャットもオトコマエですねー。がさつで大雑把だけど、熱くてまっすぐで可愛い!大好き!その弟妹たちもクジラのジョナサンwもみんなかわいい。
キニスンをはじめとする原作キャラも、これが初見ですがとっても魅力的ですね。俺最強!やら最強に控えめとか、大笑い。
悪役デイルズもほんと、悪役らしい悪役、悪役の中の悪役といった趣きでまさに正義のヒーロー大活躍!一件落着!正義は勝つ!というお約束のためにぴったりでした。
全編通して、恐ろしいまでの質量の爽快感だったー(´▽`)!

続き出たりとか、本場に逆輸入とか、アニメ化とか映画化とか岩原裕二さんがコミカライズとかいろいろ夢想してしまいます。
原作もよんでみたいなー、と図書館で検索してみたら子供向けのしかなかった……orz

アニマ・ソラリス著者インタビュー
http://www.sf-fantasy.com/magazine/interview/020301.shtml

とりあえず原作に出てたキャラクターは以下の通り。Wikipediaで調べました。


[READ MORE...]
【2009.01.12】 SF
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シャドー81戦闘機が旅客機をハイジャックした!
冒険小説の新たな地平を切り拓いた記念碑的名作、ついに復刊!
とんでもなく面白かったー(ΦДΦ)!
ほんと、ただ「戦闘機が旅客機をハイジャックしました」な話なんだけど、準備に次ぐ準備、証拠隠滅に次ぐ証拠隠滅、海洋汚染しまくり不法投棄しまくりな第一部、緊迫したハイジャックの様子とピンチ!驚愕!バカじゃね?な第二部、後始末と意外な結末と……な第三部からなるボリューム満点な構成です。
大好きな犯罪小説「99%の誘拐」「摩天楼の身代金」あと西村京太郎の色々でもだいたいそうなのですが、“犯人側が主人公”なものは、つかまるのかつかまらないのか、犯罪が露見するのかしないのか、最後の最後まで気が抜けないのがいいですよねー。
うわー、まだどきどきしてる。
【2009.01.12】 そのほか
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ヴィヴァーチェ灰汁色の霧に覆われる、近未来の地球。16歳のヤンは、最下層地区で暮らしながら夢を持っていた。親友ゴトとともにいつかロケットで宇宙に出るという。そのころ、海賊に宇宙貨物船が襲われたという報せが、ステーションに入る。しかもその海賊船、幽霊船だという・・・?
続き物だった!
……とまあ、これにつきるわけで……。なら1とかなんとかつけてくれよー。「紅色のエイ」って副題があるじゃないか、と言うのかもしれないけど、あとになって本棚に並べる時、副題だけだと悩むんだよねー。
主役(だと思う)のヤンはメタルカラー、その幼馴染ゴトはガテン系、役割がきっちりしてて若さってやつがまぶしいぜ。
とにもかくにも、起承転結の起が終わって承に入りかけたあたりで終わってしまったのでどうにもこうにも。続きはいつ出るんでしょうかね。
ところで表紙の猫はなにかこの先に意味を持つのだろうか?
【2009.01.11】 そのほか
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オブ・ザ・ベースボール文學界新人賞受賞作

奇想天外にして自由自在な文学空間!
黄色いのとピンクのはまだ読んでません。図書館で誰かがずっと借りてるんだよねー。
ところで文學界新人賞受賞作で芥川賞候補作ではありますが、わたしがSFだと思ったからSFカテゴリ。
まずは表題作「オブ・ザ・ベースボール」
メタハードボイルド的つぶやき文章がおもしろい!あんまやせ我慢してないけど。饒舌ないいまわし読んでて楽しいなあ。
ストーリーは「空から一年に一回くらいなぜか人が一人降ってくる街で、ユニフォームを着てバットを携えてるレスキュー隊の一員であるところの俺が歩き回る」といったところか?わけわかんないけどそこがいい。
事件らしい事件はおこらず、起こってもたいてい伝聞系か過去のこと。どうなるのかなあ、まさかこのまま終わるんじゃないかなあ、でもそれもありかなあ、と押さえつけられてた物語を進める力が最後の最後にスカーンと大ファール?大ホームラン?まあ、バットだしな。
「うおー!面白かったぜ!」と興奮するわけではなく、「……うん、面白かった、気がする」くらいだけどかなり気に入ってる。
次に「つぎの著者へつづく」
難しかったー(´A`)
しおり不可で、途中まで読んで、続き明日~♪とか思ってると、しおりから読み始められない。また最初っから読み直さないとわかんない。で、結局一気読みしてもやっぱりよくわかんない。(´д`)ママ・・・
【2009.01.10】 SF
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マイナス・ゼロタイムマシンを駆って、懐かしい少年時代の世界へ戻った男…。恐るべき空想力と奇想天外なアイディア、奇抜などんでん返し。日本SF史の記念碑的存在となった著者の第一長編。
読書メーターであれこれ誉められてたのと、時間モノが好きなので読んでみました。ちょっといい話でした。
「タイムマシンを駆って」ってとこで、未来に行ったり過去に行ったりくんずほぐれつして八面六臂の大活躍!かと勝手に思ってたけど違ったw
昔の話だから当たり前といえば当たり前なんだけど、「懐かしいSF」という雰囲気で、こういうテーマで過去に行ってあんなことになって生活していった話を書いたらSFだった、みたいな。昭和のあの時代をリアルに生きていた人が読んだらきっとあれこれ実感してもっと感慨深いんだろうなあ。
ラストらへんで今までたいしたことないと思ってた事柄がパチパチとピースをはめるみたいに現代と過去がつながっていってスッキリしました。
あとカシラ一家大好き。
【2009.01.04】 SF
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  • あひる
  • 国産SFとラノベとミステリ
    マンガはたいていコミクス派

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    ・時間ループ
    ・頭のいい少年が悪巧み
    ・イっちゃってる
    ・陰陽・妖怪とかそういうやつ
    ・学園(寮だとなおさら)
    ・誘拐
    ・メガネ

    kawano55(アットマーク)hotmail.com

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