読んだ本の感想覚書。ツッコミ・補足・トラバ等歓迎です。
SEARCH THIS SITE.
CATEGORY
LINKS
ARCHIVES
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【--.--.--】 スポンサー広告
[]

七人の武器屋後悔なんか、後でするから!

全巻読んだのにほとんど感想かいてないうちにシリーズ一区切りになってしまった七人の武器屋シリーズ。
始めから終わりまで、とってもいさぎよくて気持ちのいいシリーズでした!
七人のキャラがそれぞれかわいくてかわいくて、誰にも感情移入してしまいますよ。気楽に読めてケラケラ笑って楽しんで、あースッキリした!って終われる本は貴重です。
また七人揃ったところも見たいけど、他のシリーズはどんなのになるかも期待値十分(0゜・∀・) +
スポンサーサイト


BBB6銀刀vs緋眼
特区に『九龍の血統』の牙が迫りくる中、ジローとゼルマンは己の血に従い刃を交わす――

やっとよめた、BBB6巻。
激動の5巻から半年、ようやく落ち着いてきたミミコたち三人の生活が緩やかに変わりかけていく。
ほんの少しの変化が気に障り、どうにもこうにも気持ちをざわつかせる。あざのさんもう勘弁してください!さらっと深刻なことを染み着かせるのは!落ちないから、この染み!
ミミコちゃんの気持ちがせつない、ミミコちゃん大好き、きみに幸せになってほしいんだ。
感想は過去記事の抜粋です。書影クリックでBK1、タイトルクリックで過去の記事に飛びます。


ラギッド・ガール1位ラギッド・ガール/飛浩隆/早川Jコレクション
前作「グラン・ヴァカンス」で置かれたままになっていた疑問点のいくつかに回答がなされたり、裏事情やら世界観の情報が付け加えられて、シリーズに厚みが増しましたよね。
「ひとつになりたい」「あなたがほしい」
怖かった(((゜д゜;)))
読んでてドキドキとかそういう次元じゃなくて、動悸息切れ目眩とかの範疇ですよ。もう激しく揺すりたてられてしまいました。すごく厳しくて苦しかったけど、気持ちよかった!飛先生愛してる。


摩天楼の身代金2位摩天楼の身代金/リチャード・ジェサップ/文春文庫
とにかく全編にわたり緊張感がもう痺れるほど!
何事も冷静に行動し、周囲に気を配り、知人を欺き、計画を遂行する。行動すべてが伏線であり、会う人間すべてが手駒である。かといって四角四面なわけでもなく、心根の優しい細やかな面も見せ、それでさらに彼に魅了されていくというわけ。
こんなに面白い本が絶版なんてもったいない!
最後の文章の句点まで、存分に楽しませていただきました。


少女七竈と七人の可愛そうな大人3位少女七竈と七人の可愛そうな大人/桜庭一樹/角川書店
三分の一ほど読んだところで「これはどうしても手元に残さなければならない」と脅迫にも似た思いがしたので、慌てて購入しました。
いやほんと、声を大にして言いたい、とてもよかった!
「辻斬りのように」もいい加減鮮烈すぎたけど、これもまあ素敵に凄い。七竈の髪と、鉄道の「黒」、七竈の膚と旭川の雪で「白」、七竈の唇と本物のほうの実とで「赤」。とてもモノクロームで昔風だ。
七竈とその周辺の心地よいものたちが大人たちから受ける理不尽(と思える)な区別と一方的な好意や敵意に、今まで七竈が守ってきた「世界」が少しずつ崩されていく。鮮烈な美少女は、美女へと変革していく中で、その形容をどう結実させるのだろうか。
五話のラストと終章と、それぞれの決意がとても印象的で美しかった。


生きて死ぬ私4位生きて死ぬ私/茂木健一郎/ちくま文庫
「クオリア」というのは五感を使って感じた「その場のリアリティー」というか、「その場面の豊かな感触」というか、うーん、説明が難しい。
でもそれらの感触はもとよりその感触をもたらした現象はすべて「私」の脳の中で認識されただけ、とのこと。脳は認識の限界に囚われているのか。脳のニューロンが発火するだけで、どうして「こころ」が生まれるのか。
「わたし」という肉体は、記憶を蓄えておく容器なのか。「記憶」が「わたし」なのか「こころ」が「わたし」なのか。
哲学書(というほど重いものではないけれど)を読んで楽しいのは、物事の新しい見方を教えてくれること。それが思いがけないものであればあるほど新鮮で、心に残る。
哲学書に限らず、新しいこと、ワクワクすることを求めて本を読んでいるのだ。


デカルトの密室5位デカルトの密室/瀬名秀明/新潮社
生物モノから無機物モノに最近かかりきりの瀬名さん新作。例によってロボットもの、「あしたのロボット」系。理系のフィルタを通して描かれる世界が新鮮でした。
「うわ、ちょ、これ、まて」みたいな手放しの興奮はしないけれども、胸の奥底で静かにドキドキワクワクさせてくれて満足(*´д`*)
「<わたし>と私」「機械らしさ」「人間らしさ」「ロボットと未来」次々と視点を変えて語られる物語に圧倒されっぱなしでした。


鴨川ホルモー6位鴨川ホルモー/万城目学/産業編集センター
超おもしろーい(´∀`)!
ホルモーとは何ぞや。一言で言えば鬼のようなものを使役して戦う戦略ゲームといったところか。「ホルモー」を廻るぼんやり大学生の恋とこだわりと挫折の物語。オニかわええ。
クスっと笑わされたり『こいつらバカだ!』と好ましく思ったり、ノスタルジックになってみたり、どきどき先の展開を見守ったり、世界の危機が妙に個人的だったり、オニがかわいかったりとにかく楽しかった!


ボーナス・トラック7位ボーナス・トラック/越谷オサム/新潮社
まず主人公?の幽霊君のキャラがいい。まさに軽妙、軽くて妙なのだ。彼に憑かれた草野さんの疲弊すべき毎日、その職場であるハンバーガーチェーンのアルバイトや社員の人々。
仕事したり仕事したり仕事したり、幽霊君が口を出したり踊ったり恋してみたり犯人を捜してみたり。
終盤に向けて文中にいくつかある伏線が回収されて心温まり、ラストではただただ満ち足りていました。楽しくて美しい一冊でした。


リピート8位リピート/乾くるみ/文藝春秋
うわ、何この本。むちゃくちゃ面白ーい(ΦДΦ)
いわゆる「時間ループ」もの。死んだら死にっぱなし、そこでエンド。
一緒に10ヶ月前にリピートした人達が一人、また一人と殺されていく。「なぜ?」「だれが?」「自分達にも危機が?」と慌てふためく他の仲間。
それらの謎が一気に判明し、たたみかけるような終盤にもう釘付け。すべてはあの一瞬の為に。


ウは宇宙船のウ9位ウは宇宙船のウ/レイ・ブラッドベリ/創元SF文庫
古典とよばれる年代の短編集なわけですが、どれもこれもすばらしくいい(´∀`)!
限りない希望に胸のふくらむ「ウは宇宙船の略号さ」、ブラッドベリ初体験・短い中にたくさんの思いがつまっている「初期の終わり」、家族愛「宇宙船」、哀しい予感に胸がつまりそう「宇宙船乗組員」、最大規模のバタフライ効果「雷のとどろくような声」、狂気の淵「長雨」、意志の力と未来「霜と炎」、広いところがあれば止まることのない夏の子供「駆けまわる夏の足音」どれもこれも(´∀`)ヨスギル!
憧れと夢と草の匂いが詰まっている。


ミッション・スクール10位ミッション・スクール/田中哲弥/早川文庫JA
ボーイミーツガールで、キュートな女の子で、愉快で楽しくて下ネタでアクションでバイオレンスでドタバタで変態でラブくていやもうぶっ飛びすぎ。こういうの大好き!
微妙にハリウッドな「ミッションスクール」、破壊力抜群「ポルターガイスト」、4人パーティー日帰りクエスト「ステーショナリー・クエスト」、ラブ&キュート&変態「フォクシーガール」、トンデモ世紀末「スクーリング・インフェルノ」、どれもこれもゲラゲラ笑ってとにかく楽しかった~!


圏外:
「空白の叫び 上下」貫井徳郎/小学館(2006)
「老ヴォールの惑星」小川一水/ハヤカワ文庫JA(2005)
「0をつなぐ」原田宗典/新潮文庫(1993)
「まだ見ぬ冬の悲しみも」山本弘/早川Jコレクション(2006)
「荒野の恋 第二部 bump of love」桜庭一樹/ファミ通文庫(2006)
「制覇するフィロソフィア」定金伸治/SD文庫(2006)
「魔法薬売りのマレア 千日カゲロウ」ヤマグチノボル/スニーカー文庫(2006)
「円環少女 煉獄の虚神(下)」長谷敏司/スニーカー文庫(2006)
「恋のドレスとつぼみの淑女」青木祐子/コバルト文庫(2006)
【2006.12.29】 マイベスト
TRACKBACK(0) // COMMENT(0) []
| BLOG TOP |
RECENT ENTRIES
特設
RECENT COMMENTS
RECENT TRACKBACKS
PROFILE
  • あひる
  • 国産SFとラノベとミステリ
    マンガはたいていコミクス派

    ◇◇個人的ツボ◇◇
    ・時間ループ
    ・頭のいい少年が悪巧み
    ・イっちゃってる
    ・陰陽・妖怪とかそういうやつ
    ・学園(寮だとなおさら)
    ・誘拐
    ・メガネ

    kawano55(アットマーク)hotmail.com

RSSフィード


Photo by Rain Drop // Template by chocolat* // Powerd by FC2
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。