読んだ本の感想覚書。ツッコミ・補足・トラバ等歓迎です。
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ティンカー

SF+ファンタジー+恋+冒険!
魔法が支配するエルフホームに転移したピッツバーグを舞台に、天才美少女ティンカーが大活躍!


エナミ絵なら買い。表紙だけだけどナー

何もかも帯にあるとおりで、量子力学とか異空間ゲートあたりのSFで、エルフと魔法のファンタジーで、種族違いだったり年齢違いだったりの恋(かなり一方的ではあるけど)で、誰も彼もが私を狙ってくるわ!な冒険で、付け加えるとすれば田舎町の生活くらいなもので。

しかしドリーム設定だよなあ、と読んでる間中思った。実はすごい人たちだったという家族はもういないけどリッパに一人で商売やってて、ものすごい天才で、男が言い寄りまくりで、占い師の友達がいて、超絶美形王子様が求婚してきて、盛って、種族が変わって、不死になって、盛って、実は世界の重要人物で、誰もが理解できなかった理論を完成させて半実現させてすごいや愛してるわジエンド。うーん( ´,_ゝ`)

ヒロインであるティンカーは魅力的ではあるけどもそれは元気だとか諦めないとかバスタオル一枚で来客に応じちゃうとかそういう彼女の若さゆえの行動部分で、作中で本人も言っている通り『恋って何?』状態なのにベッドに入るといきなりこの人大好き状態になるとかベッドシーンだけ妙に浮いてた。一回は仕方ないとしてもあと無くてもよかったんじゃ?

文章は多分にラノベ的だけど結構読みやすい。性愛がからむロマンティックSFというのはどうも肌に合わなかったみたいです。表紙絵がかわいいのに残念。表紙絵関係ないか。
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【2006.07.31】 SF
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虚構の勇者

──問う。勇者とは、何か?


L・O・V・Eい!(*´д`)

逆襲の魔王」に続く、抗いし者たちの系譜シリーズ第二弾。というか抗いし者たちとは何に対して抗っているんでしょうかね。単純にサラに(内面的に)敵対する者たちで構成されている帝国(=危うく薄氷を踏むような国と、それを維持する政治の難しさ)、ということなのか、この話が投稿された当時の題名「運命破壊者」から、運命に抗い続ける気概のある者達(人間/魔物共に)ということなのか。

(所々妙に若く感じられてしまうのは少し難だが)おじさんたちの攻防は楽しいですね。あちらを立てればこちらが立たず、その中でどのように折り合いをつけていくのか。策謀パートも戦闘パートも楽しく読めました。

新キャラも続々登場し、旧キャラの秘密もちら見せし、長期シリーズものとして意識された構成だったと思います。ニブチンの閣下もここで少しは親近感を持ったというか、人間味というか、能力以外の部分のサラを見たのではないでしょうかね。
表紙絵ほどのloveを見られるのは何巻くらいかなあ~。
長く続いてほしいシリーズです。

逆襲の魔王

これは運命ではない。
ゆえに我は復讐を誓った。
だから私は恋をした。


「ラノサイ杯でのお勧めされてた未読ものを読む」第二弾。
割と電撃組のほうなので、ファンタジアはチェックが疎かになってました。

魔王の玉座に非力な勇者があらわれて、
「いざ勝負!」(イメージ)
「人間ごときに」(イメージ)
なドラクエ?な序盤から、あれよあれよという間にまっとうな建国?モノに。奥の手読み合い裏のかきあいなんでもありだ。

それにしても格好いいなあ(´∀`)!
元・魔王もストイックで矜持があり、強者の余裕というか、上に立つものたる威厳が備わっていてまさに「らしい」。
現・魔王もカワユイ(*´д`*)恋する乙女なのに知略、策謀しまくり。一人になるとメイドに萌え、過去を振り返っては己を叱咤し、「復讐」のために善政をしく。
他のキャラクタたちもそれぞれに両魔王に仕えるべき理由があり、それでいて人形ではない。

なにより二人の間のラブと絆が美味しいです。
二巻も買ってあるのでこれから楽しみます。

紳士同盟

奇妙な郵便物に導かれ集められた9人の元軍人。彼らを招集したヘムリングソン元少佐は、白昼堂々の銀行襲撃を提案した。獲物は1人最低でも10万ポンド。ジョンブル魂が横溢する異色強盗団の顛末を描く。


コン・ゲームもの大好き。100万ドル強奪とかそういうやつ大好き。
というわけで図書館で借りてきました。
ジョンブル魂って何じゃと思ったら、いわゆる英国人魂とかそういうのらしい。別のところじゃ嫌がらせ精神とか書かれてて笑った。

人数が集まり、少しずつ計画が進んでいくわけだけれど、些細なひっかかりがいくつもあって、失敗しそうだなー失敗しそうだなーと妙にハラハラしながら読んでました。
それでもって怒涛の終盤。どうなるこっちゃと思っているうちに終わってしまった……
どうやら映画の原作らしく、映画のほうでは結末が違うらしい。(そういえば「わらの女」が原作の昼ドラもあるけど、あれって最後やっぱりアレなのかなあ~最後だけ気になる)で、その結末の違うほうの続編もあるらしい。(しかしこっちでも最後ほぼ皆殺しだったらスゲイ)

まあコンゲームというより強盗ものって感じだなあ~
【2006.07.22】 ミステリ
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ボーナス・トラック

こいつ、なかなかいい奴だ、幽霊であることを除いては。ハンバーガー屋で働く僕は、彼を殺した犯人探しに巻き込まれて…。ユーモアホラーの快作。第16回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞作品に加筆。


bk1の100冊に選ばれてた一冊。買わないで図書館で借りた。

自覚のある幽霊が人間界でウンヌンというと、幽遊白書の初期とか終電時刻@なるしまゆりとか、ちょっと違うがダレカガナカニイル……@井上夢人とかカラフル@森絵都とか面白かった本を思い出しますねー。それらも面白かったけど、これもイイ!

まず主人公?の幽霊君のキャラがいい。まさに軽妙、軽くて妙なのだ。彼に憑かれた草野さんの疲弊すべき毎日、その職場であるハンバーガーチェーンのアルバイトや社員の人々。
仕事したり仕事したり仕事したり、幽霊君が口を出したり踊ったり恋してみたり犯人を捜してみたり。
単調な毎日が幽霊一人いるだけでこれほど変わるとは。
失ったものと得たものを天秤にかけることはできないけれど、生きた甲斐はあった。行動した甲斐はあった。
終盤に向けて文中にいくつかある伏線が回収されて心温まり、ラストではただただ満ち足りていました。楽しくて美しい一冊でした。
文庫化待ち。
【2006.07.21】 そのほか
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三人目の幽霊

大手出版社に入社した間宮緑の配属先は「季刊落語」編集部。上司・牧編集長は並外れた洞察力の主。牧と緑が遭遇する事件はどんな結末を迎えるのか…。


川に死体のある風景」の短編が面白かったので借りてきました。
落語の世界に身を置くことになった主人公・緑と名探偵編集長、そして落語界の方々が登場する「日常の謎」系ミステリ。
演目も落語語?も割と有名どころが出てきたのでさほど苦労せず読めました。知らない演目はあらすじを教えてもらえたし。
落語界にはびこるいくつもの謎も面白かったけれど、より面白そうだったのが落語の噺シーン。
なんだか落語がきいてみたくなりました。
【2006.07.21】 ミステリ
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月の盾

「……日没は、嫌い……」
夕焼けは世界を押しつぶす悪魔──。


「ラノサイ杯でのお勧めされてた未読ものを読む」をテーマに買ってきました。「アイリス」も「護くん」も未読でしたが、いやー、読んでよかった(´∀`) ラノサイ杯を最大限に活用した気分

呼吸するように絵を描く少女、桜花(トラウマあり)とそれを見守る義兄、暁(トラウマあり)と友人達(それぞれトラウマあり)が転んだり傷つけたり傷ついたりしながら成長していく物語です。
絵の巧さを文章で表現することに限界はあるけれど、それを見た側の心の動きから描くことで慮ることはできる。その絵が内包する優しさ、その絵を描こうと思った桜花の心根を思うと涙が自然に滲んでしまう。
この先桜花の向かう世界は決して平坦ではないはずだが、それを超えられる希望をラストに感じた。

ブライトレッド・レベル

しとどに煙る雨の山林。ひとりの少女が異能の追跡者と音無き戦いを始めた。名
は樒(しきみ)。そして一人の少女が「組織」より暗殺指令を受けた。名は愛姫。
二人が出会ったとき、運命の歯車は新たな時を刻み始める。


「桜色BUMP」シリーズの在原さん、レーベルを移った最新作。イラストは岩本隆雄さんの鵺姫モノの人かな?

実験室モノというか、異能な力を持った強~い人たちが主人公を追っかけてくよな話。ダブル主人公?の愛姫ちゃんはこないだ読んだ「夜鳥子」となんかかぶりますね。脱がないけど。
しかしこの愛姫ちゃん、というか品行方正容姿端麗成績優秀なお嬢様(口癖はもちろん「~~ですわよ」)というのはいいですね。当然のごとく自分に自信があり、それを裏付ける絶対の実力。そして「ですわよ」いいわあ(*´д`*)

物語は大掛かりな序章、「こうして二人は出会った」というところでしょうが、まあこのまま終わっても……いいかな?

HJ創刊のうち3冊買いましたが、あと絵買いしたいのが「プリンセスは~」と「ブレスレス・ハンター」。絵が好みなのだけど…好みなのだけど……!悩むなあ。

殺してしまえば判らない

密室状態での女性惨殺死体。首藤が妻の死の真相を究明する渦中で知り合った、女装マニアの中年男・狐久保は、鮮やかな推理を展開していく…。名探偵、狐久保朝志初登場!


「みんな誰かを殺したい」で第24回横溝正史ミステリ大賞優秀賞・テレビ東京賞をW受賞した方らしいです。妙にインパクトのある表紙を見て借りてきました。
ページをめくって登場人物紹介。
首藤彪……ボク。三十四歳、無職
('A`)ウヘァ

まあそれなりな理由付けはあったのですが、一度植えつけられた('A`)ウヘァ感はしばらく残りました。 だって「ボク」だし。
内容的にはいかにもテレビ的というか、再放送してる一昔前のあんまり面白くない二時間ドラマという感じでした。
妙な事件とかレポーター同級生って何だったの、もしかしてミスディレクション?とかあんたホントに妻殺されてショックなの?「奥タン殺されて可哀相なボクタン」を慰めてくれる人なら誰でもいいのか?可愛ければいいのか?とかいろいろツッコミつつ読了。
ところであらすじ見て初めて気づいた。あの女装さんは探偵役だったのか!そういえば解決してた('A`)
受賞作「みんな誰かを殺したい」は評判よさそうだけど、読んでみるべきかスルーしておくべきか……

【2006.07.18】 ミステリ
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銃姫7

あなたに、アンは渡さない!
飛び交う砲火の下の、固い決意。


【エル姉様~~~~~】ヽ(`Д´)ノ

エナミさんの絵買いから始まったこのシリーズ、夢中になりつつもう最終章の中盤とのこと。
今までで出会い別れてきた人が偶然にでも集まりつつ、ラスボス?との仲も深めつつ、フィナーレに向かって驀進してます。
敵側も味方側も、誰にも不幸になってほしくないなあ。

格好いい女性群のなかでやはり異彩を放つエル姉様、ネリーシャとの会話で「お、新しい恋?」と思ったらそっちかよ!Σ(゚Д゚;)

魔法の言葉も相変わらず美しく、触れたら切られそうなほど。
終わってしまうのは寂しいけれど、この先の華麗なる幕引きとカーテンコール(短編集とかw)に期待です。

ドラグネット・ミラージュ

超空間ゲート「ミラージュ・ゲート」によって、幻想世界レト・セマーニとつながった都市、サンテレサ市。同僚を殺されるきっかけとなった「妖精」を追う刑事マトバは、異世界の騎士との合同捜査を命じられるが、やって来たのはうら若い少女騎士!習慣の違いから対立する二人の捜査官は真相へとたどりつけるのか?


確か2006ラノサイ杯で見かけて買ったと思ったのだけど、結果ページにはない……。おそらく見に行った先で語られてたんだと思われます。面白かった!
booklines.netのdeltazuluさんのはてなダイアリー(ドラグネットの感想はこちら)でした。その節はありがとうございました!すっきりした!)

「銃とハイテク」人間と「剣と魔法のファンタジー」セマーニ人が混在する都市、サンテレサ市。なんとなく「銃と魔法」(川崎康宏)ぽいです。
ハードボイルド=やせ我慢しまくりなマトバと、杓子定規なくせに行動派なティラナ、ふたりの掛け合いが一触即発で楽しい(´∀`)街のチンピラ/警官という仕事/わかりやすい悪役/パートナー同士の触れ合い/と、あとがきにあるような、一時間海外モノ刑事ドラマのよう。
アクションシーンで手に汗握り、ティラナやマトバの覚悟を見守り、読後も爽やか、面白かったです。
ラスト、それほどの術者なら空中浮遊とか痛覚を遮断とか肉体時間を操作して出血等をとめるとかできそうだよなあ。ラスボス再び。姿の見えなくなったエルバジも、部分的に紳士的で部分的にキレててとてもよかったので再登場請う。
ぜひ「ドラグネット・ミラージュ15美少女の甘い誘惑」以降までも続けていただきたいw

しかし薄さの割りに571円!ちょと高いよ!

空鐘11

かなうことなら戻りたい──
だが、それは赦されない。
暴走の国家
少女の逃避
義父の祈り
クライマックス直前!


次で最終回なのですねー。さみしい!
敵国、政治家、ビジター、名無し、さまざまな思惑が語られ、ハッピーエンド(願望含)にむかって少しずつ転がり始めた物語。
一巻から変わった人も、徹頭徹尾鈍い人も、月日が経ったんだなあ、そういえばもう3年も読み続けているんだなあとあとがきを読んでしんみりしてしまいました。

ところで御柱の秘密、あちらに行きたい人+1人で行って、その+1人が戻ってくるんじゃ駄目なのかなあ

それにしても色々花盛りですねー(*´д`*)
ウルク×フェリオ×リセリナ
ハーミット×シルヴァーナ
ライナスティ×ディアメル
エンジュ×イリス
カトル×ユーディエ
シュナイク×アンジェリカ
ひと段落ついたら結婚ラッシュ?

わたしを離さないで

全寮制施設に生まれ育ったキャシーは、今は亡き友人との青春の日々を思い返していた。奇妙な授業内容、教師たちの不思議な態度、キャシーたちがたどった数奇で皮肉な運命。彼女の回想は施設の驚くべき真実を明かしていく…。


「おおまかなことを知っている人にこっそりと打ち明ける話」のように、もう「知っているはず」のことは詳しくは触れられずに彼女・キャシーの回想は続いていく。
「知っているはず」のことを読者は知らないわけで、妙にすわりの悪い積み木を積み上げているような緊張感、浮遊感が常につきまとう。
始まりは「提供者」と呼ばれる人々を「介護人」として付き従うキャシーが今の仕事と、かつていた学校のことを語るところからだ。全寮制のそこでは、その年代の少年少女がひととおりすることをなぞり、冒険をし、恋をし、かわいい議論を戦わせる。キャシーたちが成長するにつれ、謎が謎であることに我慢ができなくなってくる。うすうすとは感じ始めた真相を早く知りたい、でも知りたくない。
胸が、苦しくなった。
【2006.07.14】 SF
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影の皇子

優れた知性を秘めた少年。
彼は皇子と同じ顔をしていた──


ダビデが合わなくてスルーするつもりが、なんかお勧めしてもらったので買って来ました。表紙、ショタBLぽいw
剣と馬車と薪と城な中世の小国を舞台に、聡明な元・孤児が王子の影武者となり──、というファンタジー王国もの。あれだ、「影武者徳川家康」。あれほど格好よくないけど。

この本の約7割を占めるであろう、リネア姉様の嗜虐的変態性っぷりはすごいや('A`)
無自覚だけど好きだからいたぶりたいデレ?
デレを表現するにも加虐りまくりなのが新奇。

アンブロシアーナ←ジグリット←リネアな流れ/何故かいきなり恨んでる幼馴染み/道化をはじめとした城の暗部も気になりますねー。戦記部分忘れてたよ。

ゆるゆると物語が始まり、中心人物たちの状況が少しずつ(鬱方向に)整い、さてこれからというところでまだ海のものとも山のものともわからないところですが、とにかく普通に完結してほしいな、と。作者blogによると4巻の骨子まで出来てるそうですが、この先の方向性はどうなるんでしょう?
中世風王国物語つながりで、ポスト空鐘として姉様派と少女神派に別れたりしてw

ぼくと魔女式アポカリプス

自傷と微笑。
哀しい魔女の終わりの黙示録──。


2006年上半期ライトノベルサイト杯の結果ページからあちこちうろうろしていて、この本に対する濃ゆいレビューがいくつかあったので購入。万人受けするのもいいけど、一部に熱く語られる本もよいです。

表紙えろだわね~口絵も血の出方が作為的というか何というか。作中、ミニスカートって表現あったっけ?

魔法使いと魔法使い使いとか、出血をきっかけにとか謎の名前がわらわらでてくるとか運命干渉系とかドコのりすかですか?とも思ったけど、これはこれで亜流であっても突き抜けている。
痛そうさとしてはりすかよりも断章よりも痛そう。さすがにMissingの眼球のアレとは比べられないけど、ひたすら痛そう。カテゴリ分けすると巻き込まれ型鬱系純愛モノ?
とりあえず続きが気になるところです。私にはアタリでした。ラッキー(´∀`)
他のレビューをみてようやく気づいたんだけど、幼馴染に妹にショタ(似非)に眼鏡にエルフに魔女にAI(似非)にと萌えキャラ完備だったんですねー意外ですねー。

さされさん

どこから見ても即死のはずが、どっこい元気な串刺し娘。ヘルパー稼業は楽じゃアないが、義理と度胸で体当たり、笑いと涙のドタバタ人情劇開幕!


気がつくと妙な設定の話ばかり書いてる気がする木村航さん。まだジャンクル!しかまともに読んでなかったですが、たしかぴよぴよキングダムでも頭にヒヨコだか宇宙人だか乗せてたような。来月のMJでも七本腕とかなんとか。

てなわけでこの本では胸に大剣がささってます。さらに×××が巨大化したり×××からあれやこれや生えてきたり、いやーもうやりたい放題だねこりゃ。

べらんめえ口調で骨の髄まで江戸っ子なさされさんがカッコかわゆい(*´д`*)お付のネコさんはまあアレだけど肉球のプニメーターがひたすらかわゆいプニプニプニプニ

まさに「人情話」であり、笑いあり涙あり、その割に状況はシュールというか。「串刺し」である理由やこの世界の成り立ちについては続巻以降なんでしょうかねー。さされさんの気風のよさが気持ちよいです。

しかし口絵、本文読むまでょぅι゛ょ入浴!かと思った。

断章のグリム2

『魔女の竈に変えてしまおう?』
子供の念が呼び起こす、人食いの物語──


「断章のグリム 灰かぶり」に続く第二弾。
あとがきによると、今回少しグロを意識したそうですが、なぜそれでグロ/スプラッタ/ホラー度が激減してるんだろう(ο・д・)(・д・`ο)ネー 天然でオケ

1巻は蒼衣メイン、2巻は雪乃メイン。痛みと炎の相克が痛々しい!頑なに回りを否定するというプライドはこの先変わっていくのでしょうか。

続きでは何の童話がモチーフになるんでしょうねー。
赤ずきんとかラプンツェルとか青髭とか、荊姫あたりも絵になりそう!(約束を守らないと八つ裂きとか)(のたうつ髪とか荊とか)

イラスト(三日月かけるさん)は相変わらず美しいのですが、挿絵を入れる位置がなんか……微妙……
あとこちらのサイトでかわいいドットアイコン発見!
パトローネとかモノクロスとかあまり見ないものもあって可愛い!

鬼切り夜鳥子

久遠久は、活動的な幼馴染みの桂木駒子がいつもと様子が違うのに気づいたその日に、学校で猫の化け物に襲われる。その窮地を救ったのが、全身に入れ墨をまとい、式神を自在に操る駒子だった。しかし、駒子の口からは「わしは夜鳥子…」という言葉が漏れる。夜鳥子は駒子の先祖で、駒子の体を使って現代によみがえった鬼5体を討伐するという。2人は、無事鬼たちを倒しきることができるのか!?学園退魔ファンタジー!──


妖怪大好き+人が食べてる日常的なシーンが大好き なので購入。ほんとに食べまくってるや。

シナリオを書いたというゲームの名前は知っているものの遊んだことなかったけど、まさしくゲームシナリオ第一稿、という雰囲気。定まった期限、一つのシークエンスにつき一つの敵、一つの新しい武器(ここでは式)、決まった手順での戦闘。わかりやすいがあっけない、痛し痒しといったところ。
ひたすら走って全身刺青でチョコっとグロくてたまーにエロくて(Fカップぽよよん獅子ズとか腸内壁にいるムカデ式神を引きずり出すとかシチュエーションも色々)式神で鬼退治、そんで最後にバクバク食べる、と伝奇ラノベのおいしい部分を並べてみました!みたいな。あとがき「セーラー服、ブルマー、スクール水着、全部脱がせろ」の漢っぷりも好きですよ。
初々カップル駒子×久遠もいいけど委員長のキャラが可愛すぎる~~(´∀`)

表紙絵、ネットの書影だけ見たら伝奇っぽい模様の服かと思ったら、パンツはいてないんじゃーん

乱鴉の島

友人の作家・有栖川有栖と休養に出かけた臨床犯罪学者の火村英生は、手違いから目的地とは違う島に連れて来られてしまう。絶海の孤島に集まり来る人々。奇怪な殺人事件…。


火村シリーズ4年ぶりの長編、とのことでしたがそんなにちょっぴりでしたかね?あー「~~の謎」シリーズを始めとした短編が多かったのかな。

相変わらず「論理」で「真摯」でリリカルミステリ?
ほぼ無人島である島に集まった、接点のわかりにくい数人の男女(と子供)、どこのヒルズ族?な乱入者。舞台は上々です。
いつ、どこで、誰が、どうやって、何故と基本的なところを押さえつつ、殺人事件本体の謎とは別にいくつもの謎が絡み合ってて良いです。トリックとしてはありきたりだし派手さはないけれど、島全体を覆う物寂しい空気、物語を覆う切ない空気が価値を高めていると思いました。
しかし拓海と鮎っててっきりもう既に二人のクローンだと思っていたよ……

ところで「桜川のオフィーリア」@川に死体のある風景のあとがきで「この話は次回作の前哨戦」とかあって、てっきりこの本のことかと思ったら違ったのねー('A`)
【2006.07.06】 ミステリ
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GIB2

世界最高のブレイン・リーダーを養成する学園に嵌めこまれたクオン。超美人をそろえた女子寮と、最高級ホテルのロイヤルスイート同様の男子寮だったが、甘い蜜には罠がある…。


見返しに『全寮制』の文字が見えたので反射借りしたものの、なにこのドリーム満載設定('A`)
10億人集まっても敵わない美貌の少年でIQ400、15歳ですべての理論を極め、優しさと正義感を合わせ持ち、超絶難解曲を譜面なしアレンジつきで弾きこなし、絶倫で巨根の上伝説級AV男優もかくやというテクニシャンぶり、いったんリミッターがはずれればスポーツでも世界記録をはるかに凌駕する記録を出してパンチで首をふきとばす。
一応伏せると終盤では生身のまま弾丸を受け止め、危険を予知してESP能力まで授かって神にまで会ってました(´∀`)みたいな(´∀`)
伏線?構成?ナニソレ
女の子が可愛かったのが救い。

川に死体のある風景

「玉川上死」歌野晶午
「水底の連鎖」黒田研二
「捜索者」大倉崇裕
「この世でいちばん珍しい水死人」佳多山大地
「悪霊憑き」綾辻行人
「桜川のオフィーリア」有栖川有栖


松尾たいこさんの装丁がかわいらしい”川ミス”短編集。

まず「川に死体ありき」で始まっているので、どれもロジックやトリックよりもイメージ重視?で細かな整合性とかはまあ空気読んでねって感じでしたが、死体モノだけど妙にほのぼのしてました。
それにしても綾辻さんはすっかりホラー畑の人になってしまったんでしょうか。そして奥さんは今何か書いてるんでしょうか(関係ない)
有栖川さんのは火村アリスシリーズの前哨戦ぽいものらしく、丁度最新作借りてきてるので得した気分。死体のイメージにドリーム入ってて綺麗でした。さすがオフィーリア。
この本の中では、山に死体のある風景の「捜索者」が一番面白かった!今まで読んだことのない作家さんなので、こういうことがあると嬉しいですね。
【2006.07.04】 ミステリ
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平和の温故知新さん主催、「2006上半期ライトノベルサイト杯」です。(はてな外はこちら/結果はこちら)テスト版の時楽しかったのと新しい楽しい本をゲットできたので今回も参加です。
【06上期ラノベ投票/4150308500】
【06上期ラノベ投票/475772604X】
【06上期ラノベ投票/4086302950】
【06上期ラノベ投票/4086007169】
【06上期ラノベ投票/4044267057】

感想は過去記事の抜粋です。書影クリックでBK1、タイトルクリックで過去の記事に飛びます。


ミッション・スクールミッション・スクール/田中哲弥/早川文庫JA
ボーイミーツガールで、キュートな女の子で、愉快で楽しくて下ネタでアクションでバイオレンスでドタバタで変態でラブくていやもうぶっ飛びすぎ。こういうの大好き!
微妙にハリウッドな「ミッションスクール」、破壊力抜群「ポルターガイスト」、4人パーティー日帰りクエスト「ステーショナリー・クエスト」、ラブ&キュート&変態「フォクシーガール」、トンデモ世紀末「スクーリング・インフェルノ」、どれもこれもゲラゲラ笑ってとにかく楽しかった~!


荒野の恋2荒野の恋 第二部 bump of love/桜庭一樹/ファミ通文庫
恋とか家族とかこれからの人生の長さに対する恐怖とか、そういった不定形な思いがこうして繊細かつ品のいいユーモアとして描かれてるのがもう最高にいい。
「荒野の今」でありつつその空気は懐古的で、恋ってなんだろう、こどもとおとなの違いって、これからの私はどう変わってしまうのだろう、とにかく第三部が待ち遠しくてなりません。


制覇するフロソフィア制覇するフィロソフィア/定金伸治/SD文庫
生きながら哲学をし、矜持を保ち、己の将来へと進むその姿は美しく気高い。
基本的に「己の信念=哲(フィロソフィア)」が概念魔術のように働き、相手を凌駕すべき戦っていく。その戦いっぷりと覚悟が熱い!凄い!楽しい!





恋のドレスとつぼみの淑女恋のドレスとつぼみの淑女/青木祐子/コバルト文庫
か・わ・い・い゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*
ドレス・シフォン・コルセット・クリノリン・きゅっと締まった足首・ふわふわの金髪・プチ百合風味と美味しくて軽くてかわいいものが満載。
唯一のお針子にして店主のクリスのプロ根性も、店員パメラの自分をよく知ってる美しさも、イラストとあいまって良い感じです。


円環少女3円環少女 煉獄の虚神(下)/長谷敏司/スニーカー文庫
とにかく『矜持』、これにつきますね。「せんせとわたし」「6年1組のわたし」「魔導師としてのわたし」「それまでのわたし」「世界とわたし」色々なつながりがメイゼルをメイゼルであることを維持させ、さらに未来へと繋げている。
「バベル再臨」に出てきた名前もちょろっと出てきたり、新しい人物がちょこっとでてきたり、ますます風呂敷がひろがりまくって大丈夫なのかなあ。とにかく長く続いてくれると幸せ(*´д`*)


次点
「断章のグリムI 灰かぶり」甲田学人/電撃文庫
「BLACK BLOOD BROTHERS 5 ―風雲急告―」あざの耕平/富士見ファンタジア文庫
「魔法薬売りのマレア 千日カゲロウ」ヤマグチノボル/スニーカー文庫
【2006.07.03】 マイベスト
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  • あひる
  • 国産SFとラノベとミステリ
    マンガはたいていコミクス派

    ◇◇個人的ツボ◇◇
    ・時間ループ
    ・頭のいい少年が悪巧み
    ・イっちゃってる
    ・陰陽・妖怪とかそういうやつ
    ・学園(寮だとなおさら)
    ・誘拐
    ・メガネ

    kawano55(アットマーク)hotmail.com

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