読んだ本の感想覚書。ツッコミ・補足・トラバ等歓迎です。
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春琴抄

裕福な商家に生まれた春琴は、幼くして盲目になるものの、生来の才能を生かし三味線師として大成する。その春琴の端麗かつ高雅な容姿にひかれた佐助は、丁稚奉公の身でありながら一途に春琴への献身につとめ、 やがて自ら春琴の弟子となり春琴の足下に傅く。


あの赤が印象的なこの本、持ってるだけで何故か安心してしまい、高校生くらいの頃から積んでました。
「わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる」さんの「ツンデレ小説ベスト【まとめ】」でこの本がベストオブツンデレであるとの言及、早速掘り起こしてきました。
谷崎さん時代の先端いきすぎ(´∀`)!

ものすごいツンデレっぷりでした。ツンぶりもすごいけどデレ分が何より凄い。
ツンはまあよくあるタイプで、回りから「好きなんでしょ?」と問われると思いっきり否定し罵倒する雰囲気。彼が私を崇拝していることを存分に知り、どう振舞ってもそれが揺るがないことを理解していて、その上で奔放にふるまったり。佐助の献身ぷりもそれをいい具合に増長してて(゚д゚)ウマー
デレ分は何もはっきりとは書かれておらず、妊娠したとか他の女中さんからの又聞きのような断片的なものしかないのだけれど、そこから推測される二人の睦みあいというか営みがエロチックでデレデレでいやはやご馳走様でした(*´д`*)
「いやっこの二人何やってんの?」って顔を手で覆ってるけどその実指の隙間から見ちゃいたくなるようなそんなデレっぷり万歳。
ある意味歪んではいるけれど、当人同士の中では一本筋が通っている愛情、すごかったです。

20060430
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【2006.04.30】 そのほか
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バーティミアス

「サマルカンドの秘宝事件」から2年、ロンドンの街は度重なる爆破事件に悩まされている。魔術師の支配に抵抗するレジスタンスのしわざか? エリート魔術師となった14歳のナサニエルは調査にのりだした-。3部作の第2弾。


バーティミアス サマルカンドの秘宝」に続く第二弾。
冒頭のバーティミアス過去編が面白いのなんのって!
それにひきかえナサニエルの二年後の駄目駄目っぷりったら('A`)よくぞそこまでヤナ奴になりやがったなあ('A`)

過去の遺物ゴーレム・ある側面では”英雄”グラッドストーンの杖・グラッドストーンの墓を守るアフリート・謎の少女キティと仲間達と新しい要素がバーティミアスを悩ませ、どうにかこうにか(ほとんど一人で)解決するのはハラハラするけどナサニエルあんた何やってんのよ('A`)
はてさてこの巻でほのめかされた黒幕、次でようやく本格登場となりそうです。
三巻予約したら18人待ちだったけど待つもんねー。

関係ないけどSF関係は中村融さん、児童書はこの金原瑞人さんが関わると面白いのにあたるのが多い気がする。

20060429 図書館
【2006.04.29】 そのほか
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殺人の門

どうしても殺したい男がいる。その男のせいで、私の人生はいつも狂わされてきた-。人間の心の闇に潜む殺人願望を克明に描く、衝撃の問題作。


('A`)
「胸糞悪い小説大賞」があったら受賞間違いなし。
442ページかけてゆっくりじっくりループしながら騙され続けた気分。
何度も何度も騙される主人公に何度「運命の出会いって何回目かよっ!」とか「何度同じ目に合ってんだよ!」とかツッコミを入れたことか。またその対極にいる男の執念/執着のねばっこいこと。
「何度も騙される男」といえば『紳士同盟』のじーさまがすぐ思い浮かぶけど、そちらにあるおかしみや可愛さは微塵もなく、ただひたすら……バカっちゅーかなんというか…。
お母さん疲れたよ('A`)

20060428 図書館
【2006.04.28】 そのほか
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ウは宇宙船のウ

収録作
「ウ」は宇宙船の略号さ/初期の終わり/霧笛/宇宙船/宇宙船乗組員/太陽の金色のりんご/雷のとどろくような声/長雨/亡命した人々/この地には虎数匹おれり/いちご色の窓/竜/おくりもの/霜と炎/タイム・マシン/駆けまわる夏の足音


以前JR忘れ物展示・即売会にて100円で「塵よりよみがえり」を買ったまま積んでありました。最近「20世紀SF」で初めて「終わりの始まり」を読み感銘を受け、さっそく他のものをと探したのがコレ。ちなみに「塵よりよみがえり」はまだ読んでません。
古典とよばれる年代の短編集なわけですが、どれもこれもすばらしくいい(´∀`)!
作者本人が「星と宇宙について書いた」と言っている通り、ほとんどが星と宇宙についての話。それも地上に立って、見上げる星と宇宙。憧れと夢と草の匂いが詰まっている。
「宇宙船乗組員」を読みながらふとビートルズの「in my life」が流れてきちゃったりすると、ちょっと郷愁に涙ぐんだりして。
限りない希望に胸のふくらむ「ウは宇宙船の略号さ」、ブラッドベリ初体験・短い中にたくさんの思いがつまっている「初期の終わり」、家族愛「宇宙船」、哀しい予感に胸がつまりそう「宇宙船乗組員」、最大規模のバタフライ効果「雷のとどろくような声」、狂気の淵「長雨」、意志の力と未来「霜と炎」、広いところがあれば止まることのない夏の子供「駆けまわる夏の足音」どれもこれも(´∀`)ヨスギル!

「塵よりよみがえり」も早く読もう……。

20060427 図書館
【2006.04.27】 SF
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勇猛なるジャレグ

帝都の一角を取りしきるヴラド・タルトシュはジャレグという小さな竜に似た生き物を使い魔とし、剣の腕ばかりか妖術にもすぐれた暗殺者としても知られていた。そんな彼のもとに、ドラゲイラ族ジャレグ家の権力者デーモンから、盗みをはたらいたメラーという男の暗殺を依頼される。だが簡単な「殺し」と思えたこの仕事の裏には、帝国を根幹から揺るがす怖るべき陰謀が隠されていた──


剣と魔法とハードボイルド。
日参してる書評サイトさん(こちらとかこちらとか)で面白そうだったので読んでみました。うん、大当たり(´∀`)ワーイ
しかしハードボイルドと言っても沢崎シリーズくらいしか読んだことがなく、いったい何ぞやと思い「ハードボイルドとは」でぐぐってみたら、『ハードボイルドとはやせ我慢』『謎解きよりも、主人公の生き様が問題』なのだぞうだ。
うん、確かにやせ我慢してる(´∀`)
個人的ハードボイルドのイメージでは相棒(生死かかわらず)がいるものだというのもあるのだけど、これも一発クリア。っていうか相棒であるところのジャレグ(という竜っぽい動物)と主人公の掛け合いが好きだ。限りなき友情と安心して背を預けあえる信頼。
死んでも生き返れたり呪術や妖術がまかり通ったり、ドラゴンを始祖とした種族がいたりといった環境の中で、仕事に対して真摯に向き合い、設定と仲間達をうまく利用したヴラドの生き様は確かに格好いい。

20060420 図書館
【2006.04.20】 そのほか
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断章のグリム

それは、人間の狂気が生み出した、悪夢の灰かぶり──。
悪夢の幻想新奇譚、登場!


怖い、怖い、コワイヨー((;゚Д゚)ガクガクブルブル
グロ度、スプラッタ度上がってます。眼が、鳩が、骨がぁぁぁぁ
ミッシングと同じように「物語」「本」が大事なモチーフになっていて、それと現実が繋がりはじめて怪異と変ずる。
敵であるところの「物語」と戦うのにヒロインが用いるのがリストカットってとこは「なんだよりすかかよ~~」とか思ってたけどとんでもなかった((;゚Д゚)
記憶を食べる蟲、ツンデレ(予感)ヒロイン、メガネ店主、フランス人形のような幼女とわりとありきたりなキャラクタの位置づけだけれど、蒼衣のキメ台詞のきまりっぷりに感嘆。
読みながら何故か、「逃げゆく物語の話」(牧野修/早川Jコレ『楽園の知恵』に収録。大好き短編。)を思い出した。
ちょうど大人向けの新潮文庫版グリム童話の本を持っていたので、灰かぶりについては予習できてましたが、あれがまあこうなるとは……。
甲田さんのメルヘンっぷりには脱帽です。

20060419

夏季限定

《小山内スイーツセレクション・夏》
緊張の夏、小市民の夏。
小市民を目指す小鳩君の、苦悩と甘いものと推理の日々。


「春季限定いちごタルト事件」のラブリーヒロイン・小山内さんと小鳩君ペアのシリーズ第二弾。
小山内さんの「狼」っぷりが遺憾なく発揮されつつあり、小鳩君の小市民っぷりが激減しております。
叙述ミステリとしての緊迫感たっぷりの「シャルロットだけはぼくのもの」がやっぱり面白い!何気ない一文にすべてがさらけだされている。
題名なら「おいで、キャンディーをあげる」終章まで読み終えた時のこの題名の怖さったら!
今回も長編のような連作短編のような雰囲気で進み、ラストがまあ、ほろ苦いどころじゃないですよ。カカオ78%のチョコレート(リンツの)くらいいくかなあ?
公式によると次は「秋期限定モンブラン事件」だそうで、一体全体どうなっちゃうことやら。

20060418
【2006.04.18】 ミステリ
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伊佐と雪

「悪霊よ、去れ!」
「わあ、お上手ですね(拍手)
修験者を目指す高校生・袴田が転校先で出会ったのは、幽霊に育てられた少年「伊佐」と雪女の息子「雪」だった!?


妖怪とか修験者とかそういうのに弱いのです。トリプル主人公?伊佐くんの生い立ちモデルがゲゲゲの鬼太郎とあればもうデフォ買いですよ。
連作中篇のような形で、ゲスト少女が毎回一人出てきて可愛らしい格好をさせてもらえる(*´д`*)何だか最近ドレス(ゴシックだけど)づいてる(*´д`*)
読む前はやり手の退魔とかやっちゃうタイプの高校生が主人公かと思ったらけっこうヘッポコだったので寂しかったのですが、雪女の息子「雪」やら幽霊の息子「伊佐」やらとほのぼのして妙に和んでしまいました。
一応迷惑かけてる人外のものと戦ったりもしなくもないのだけれどアクションらしいアクション部分もなく、ひたすらほのぼのほのぼのほのぼのしまくってた。
長命の伊佐が鎌倉時代はあーでこーで云々懐かしむ箇所では、ゴーストハント(漫画版しか見てない)の安原少年が坊さんをやり込めるくだりを思い出して大笑い。本気だろうがブラフだろうが、こういうの何度読んでも好きだ。

20060417

恋のドレスは開幕のベルを鳴らして

仕立屋「薔薇色」の店主クリスは内気な少女。再起に賭ける女優の衣装を仕立てることになったが、心の闇を映し出す「闇のドレス」の存在を感じる。侯爵子息のシャーロックはクリスを見守るが…。


女の子って゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)ηイイワァ゚・*:.。. .。.:
*・゜゚・*
どんな手触りのどんな光沢の、どんな布でどういったデザインで、どこで誰が着るドレスなのか、そんな服作りの楽しいところだけ掬いとって楽しませてくれる「ヴィクトリアン・ローズ・テイラー」シリーズ第二弾!(前作感想
あきさんのイラスト(サイトはないのでしょうか……)もますます冴え、華やかで秘めやかな世界をますます堪能できます。うっとり。ああ、いつか作中全部のドレスのイラストが見たい!!
店主クリスとシャーロックの恋も一歩進んで二歩さがりながらもちょっと前進し(どうでもいいけどハクニール公爵っていつもハニクールと読んでしまい蜂蜜っぽい印象)初々しさに満足(*´д`*)
職人の世界っていいですよね!

20060416

ゼロ戦は戦中の日本で大活躍した戦闘機だ。それが突然現れ、大人たちをみんなつれていってしまった。残された子どもたちは心配した。おとうさんやおかあさんはどこへ・・・


☆☆祝☆☆ 創作子どもSF全集 全部読んだよ ☆☆
「おかしの男」から始まり、「孤島一人ぼっち」「砂のあした」「宇宙バス」「犬の学校」「消えた五人の小学生」「宇宙にかける橋」「宇宙ヨット旅行」「コンピューター人間」「シュリー号の宇宙漂流記」が特に面白かったなあ~。大満足でした。わくわくどきどきハラハラ、ほろり。こういう本こそ子供のうちに読みたい/読ませたいシリーズですね。

閑話休題。
ゼロ戦とかいうので戦時中の話かなあと思ってつい避けていたのですが、まあ最後になったので読んでみたら一応「当時」未来であるところの1990年の話でした。もう2000年になってるのに未来話でなんだか不思議な感じ。
スモッグが空を覆い、二重防スモッグマスクをつけて学校や会社に通い、サプリメントで栄養を補い、海は廃液でどす黒く光っている。そんな公害だらけの日本で、工場と公害を海外の発展途上国におしつけようとする大人と、おかしいと思う子供の話。微妙に独裁主義をおしつけられそうに感じ、作中の子供と一緒に気分が悪くなる。
大人が社会から消え、今までしていた大人の仕事(食事作り/ライフラインの供給等)は突如現れた謎のゼロ戦が請け負い、それを不服に思う子供たちが決起するところで話は終わる。
しかしその子供たちも、戦後から公害へいたる現在と同じ道を辿りそうな雰囲気がだだ漏れで、気分の悪さと未来への閉塞感で息が詰まる思いだった。

20060415 図書館

化学生物者の坂本博士は、リカや幸一たちと南極にきている。と、突然地震がきた。みんなあわてた。地震がおさまって引きかえそうとすると、リカはふしぎなものをふんだ。


復刊ドットコムで創作子どもSF全集 全二十巻の予約販売が始まりました。
http://www.fukkan.com/sell/?mode=detail&i_no=56544414
42000円ナリ。分売不可。買いたかったけど…けど………orzガクリ


さて「ハチュウ類人間」。今までのシリーズと同じように、子供が冒険して謎を見つけてけっこうあっさりバッサリ終わってしまうという王道?パターン。
特記すべきことも特に無くて、遺跡と洞窟と探検。なぜかウルトラ警備隊を思い出したりして。

20060414 図書館


野ブタ

舞台は教室。プロデューサーは俺。いじめられっ子転校生(キモチ悪いほどおどおどしたデブ)を人気者にすべく、俺はプロデューサーを買って出た! 『文芸』掲載を単行本化。第41回文芸賞受賞作。


ドラマ見てません。
ラノベと一般小説の境がよくわからない。登場人物が若者で、その人の一人称形式だと結構ラノベっぽくなるのか?
芥川賞候補とのことなので8人待ちして読んだけどどうも期待はずれでした。調べてみたら芥川賞って「純文学(これまでにない文芸作品)を対象に、主に無名もしくは新進作家に与えられる賞」なのだそうだ。
”「近すぎず遠すぎない」人間関係をうまく装えるオレ”桐谷が、高みから野ブタをプロデュースし、その座から転落するとあっという間に挫折し逃避する。('A`)エーもう辞めんのかよ根性ないね、で尻切れトンボでした。なんか疲れた。

20060413 図書館
【2006.04.13】 そのほか
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自殺うさぎの本

「皆既日食の暗闇の中でナイフをジャグリング」など、やたらと回りくどい、ありとあらゆる方法で、むやみに死んじゃおうとするうさぎたちを描く。ブラックユーモアたっぷりのファニーな絵本。


「奇妙な世界の片隅で」で記事を見て妙に心に残ったので、図書館でリクエストしてみました。
うわあ思ったよりブラック(゚Д゚;)
「むやみに死んじゃううさぎたち」という副題なだけあって、ひたすらうさぎが死のうとしたり死んじゃったりしている一コママンガのような本。
表紙にあるのは「ポップアップトースターの中に入って焼死を待つうさぎの図」。とぼけた顔したうさぎ(たち)がナイフ店と近日オープンをまつ磁石店の間にじっと座って待っていたり、ハラキリ中の日本兵のうしろにそっと佇みお相伴にあずかっていたり、友好的に近づいてきた宇宙人にケリ入れてみたりと無謀かつ深遠な自殺するうさぎが延々と綴られている面白さよ。
イギリスでは20万部も売れたとか。何が君をそんなに追い詰めたのかい、とぽんと肩をたたきたくなる本でした。
本当にブラックなのでお子さんの目の届かない所に置いたほうがよいです。

20060412 図書館
【2006.04.12】 そのほか
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バーティミアス1

魔術師たちが支配するロンドン。魔術師の卵=少年ナサニエルは妖霊バーティミアスを召喚し、邪悪なエリート魔術師サイモンが奪ったサマルカンドの秘宝=護符をぬすみ出すが…。ファンタジー3部作の第1弾。


BBB4といいカーリーといい妙にロンドンづいてる今日この頃、この本もロンドンがらみでした。トラファルガー広場って何回読んだことか。フィッシュアンドチップスは美味しいですよね。

そしてこの本、
おーもーしーろ───い(´∀`)!
魔法が普通に世の中に存在し、魔術師が政府の中枢をつとめる世界で、ひよっこ魔術師がベテラン妖霊を従えてウンヌンという話なのですが、このベテラン妖霊・バーティミアスのキャラが(゚∀゚)イイ!
自信家で自惚れ屋で(それ相応の実力は持っているけど)面白がりで、憎たらしい!ステキ!

 よし、今こそ「さすが!」といわれるような完璧な作戦をひねり出すときだ……。
 と思ったがだめだったんで、急場をしのぐことにした。


というなんてこと無いこの一文がバーティミアスの性格をよくあらわしてて大好きだー!
入学式でくったくたでしたが、ちょっと読み始めたら気になって気になって、結局読み通しでございました。
さて2巻を借りてこなくちゃ。

20060406 図書館
【2006.04.06】 そのほか
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カーリー

ヴィクトリア王朝時代の面影かおる英国領・インド。14歳だったわたしは、祖国イギリスを離れ、その地で一人の少女と出会う。オニキスの瞳を持つ彼女の名はカーリー。彼女は、遠い異国の地で出会った、わたしの運命そのものだった──!


゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)ηキタワァ゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*
石造りの壁に生えた苔のような深い緑のスカート、バターをほんの少し落したミルクの色のハイネックブラウス、ベルベットのリボンにブローチの制服……(*´д`*)アハァ
深夜のお茶会に王子様の思い出、縦ロールの意地悪お嬢様とその取り巻き、メガネ同級生に少々エキセントリックな同級生……(*´д`*)アハァ
初めての友達、初めての恋、初めての約束……(*´д`*)アハァ

すっかり(*´д`*)アハァ溶けまくってましたが、キャンディキャンディ+おちゃめなふたご+小公女セーラ(ハウス名作劇場)な花嫁学校風女子校の寄宿舎(*´д`*)で、サウンドオブミュージックのような少々物騒な世界情勢で、でもってラブ(*´д`*)なわけです。
もうちょっと無邪気な寄宿舎分を楽しませてほしかった……!が、激動の世界で立場の違う二人の出会いと約束、たいへん美味でございました。堪能させていただきました。

・ファミ通文庫公式ページ
http://www.enterbrain.co.jp/fb/special/200603_01.html
・音楽つき予告フラッシュ



20060405読了

SBA

角田光代『あの八月の』
夜の大学に忍び込む
有川浩『クジラの彼』
究極の遠距離恋愛って?
日向蓬『涙の匂い』
あわいあわい初恋の日々
三羽省吾『ニート・ニート・ニート』
出口のみえない日々のはてに―
坂木司『ホテルジューシー』
もてあます自由とほどけない心
桜庭一樹『辻斬りのように』
5月のある朝、彼女の中で蠢きだしたものは?
森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』
底無しの酒量とちいさな勇気を抱いて……


ライトノベルからの越境組もちらほらとみえる角川の(ラノベのほとんどが角川系だしねえ)アンソロジー集。
甘くて青い時代って直訳通りの雰囲気で、文字通り青春~ちょっと遅い春 な話が多いですな。
初めて読む有川浩さんが割と面白くてびっくり。さっそく「海の底」借りてきました。外伝的内容らしいので~。
桜庭さんは出だしがまあ鮮烈!
内容からして今連載中の「少女七竈と七人の可愛そうな大人」と関係あるのかしら。娘ちゃんかしら~。↓の歌に影響を受けた模様?
・サンボマスター「そのぬくもりに用がある」
あ、あとニュースニュース!
三羽省吾さんの新作が角川から出版されるらしいでーす。楽しみ!

http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=B11129
・角川公式ページ



20060403 図書館
【2006.04.03】 そのほか
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東京タワー

それはまるで、独楽の芯のようにきっちりと、ど真ん中に突き刺さっている。東京の中心に。日本の中心に。ボクらの憧れの中心に。この話は、かつて、それを目指すために上京したオトンと、ボクと、オカンのちいさな話です。


「東京タワーという本が売れているらしい」→「リリー・フランキーという人が書いたらしい」→「おでんくんの本を見たら作者がその人だった」→「じゃあちょっくら読んでみるか」
という経緯で図書館6人待ちして借りてきました。
小説っぽく始まり、オトンのほとんどよりつかない母子家庭状態の「ぼく」と「オカン」のやりとりが思い出した順に書いてる雰囲気。途中で私小説らしいということに気づく。ファンなら最初っからわかるのかなあ。「ぼく」の事情は割りとテキトーに流し、「オカン」の半生記といった趣き。
でも「ぼく」がどうも好きになれなくて、( ´,_ゝ`)フーンで終わってしまった。オカンの仕送りで遊び暮らし借金し、ひとり立ちする間もなくオカンを呼び寄せ世話してもらい、当然たる生活費の要求にいらつく男。かっこ悪いよ!
確かに泣けるっちゃ泣けるんだけど、そりゃ人死にがからめば涙はでやすいわけだし……。
私には合わないエッセイでした。残念。

20060401 図書館
【2006.04.01】 そのほか
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PROFILE
  • あひる
  • 国産SFとラノベとミステリ
    マンガはたいていコミクス派

    ◇◇個人的ツボ◇◇
    ・時間ループ
    ・頭のいい少年が悪巧み
    ・イっちゃってる
    ・陰陽・妖怪とかそういうやつ
    ・学園(寮だとなおさら)
    ・誘拐
    ・メガネ

    kawano55(アットマーク)hotmail.com

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