読んだ本の感想覚書。ツッコミ・補足・トラバ等歓迎です。
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近未来、自閉症は幼児期に治療可能となっていた。35歳のルウは、治療法が確立される前に大人になってしまった最後の世代の自閉症者だ。それでも、ルウの生活は順調だった。だが、新任の上司が新しい自閉症治療の実験台になれと言ってきた。ルウは、治療が成功してふつうになったら、いまの自分が自分ではなくなってしまうのではないかと悩む…。2004年ネビュラ賞受賞


第二の「アルジャーノンに花束を」とよく言われているが、読後の感じではアルジャーノン以前、といった風?
ルウ視点で語られる世界に、背筋が伸びるような気がします。自閉症の方々が今も未来もどのように世界を認知しているかはわからないけれど、こんな風だったらなと思う。ルウはまっすぐで純粋(という言葉はこういったテーマの本に使いたくはないけれど)で、とても好感が持てる。「健常者」「ノーマル」「あちら側」怖くて硬い言葉だなあ。
ラストはハッピーエンド……なのか?
終章を読み始めたときは「あらよかったじゃない!」みたいなオバチャンのような事を言いそうになったけれど、ルウにとって本当にハッピーだったのか?最善だったのか?
最後の最後まで気の抜けない一冊でした。

解説にある、作者の息子さんの言葉が沁みます。

20050330読了.図書館
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【2005.03.30】 SF
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 19世紀末のロンドン。豪商ジョーンズ家の長男ウィリアムはある日、初老の家庭教師ケリー夫人宅を訪ねる。そこで彼が出会ったのは、美しいメイド、エマだった。一目で心惹かれたウィリアムは、以後、彼女の住む地区へ足繁く通い、エマもまた、彼の実直な人柄に惹かれていく。だが、上流階級に名を連ねるウィリアムに、メイドとの恋が許されるはずはなかった……


非常に、背筋のしゃんとする一冊です。
あいにくとマンガ版はまだ読んだ事がないのですが、その世界の空気までもを綺羅綺羅しくも中身のつまった文章で描いて見せてくれる久美さんの筆致に、「ヴィクトリア」で「メイド」で「身分違いの恋」なんてぴったりだろうなあ、と思っていたわけです。まさにその通り。
とにかくヒロインであるエマさんが素敵!素敵!絶対惚れる!
理知的で清楚で小さなことからも幸せや喜びを得ることができる。それでいて働き者でいい香り。素敵です。
あらすじにもあるとおり、テーマが「身分違いの恋」。教養は生まれながらの身分に対抗しうるのか?「氏より育ち」はどの時代からが本当なのか?
二人を阻む壁は厚く高く、ハッピーエンドであろうとは思いつつも気を揉んでしまいますね。
あとはヴィクトリア時代の風俗や小物、暮らしぶりが美しいです。
以前ノベライズはやっていたものの、今はオリジナルを書きまくっている久美さんに白羽の矢が立ったもの当然、といった出来ですね。

原作でいうと、どこらへんまで書かれているんでしょうか。
2巻が待ち遠しいです。

ファミ通文庫 エマ特設ページ

20050325

雑多な文化が溢れる港町で、おれは探偵事務所の社長に拾われ、ヌルい毎日を過ごしていた。
 ある日、大量の銃の買付情報を耳にしたおれは、相棒のシンと共に取引現場へと赴く。一攫千金のチャンスと思いきや、現れた三人組は銃の暴発であっけなく死亡。調査の末、おれはアジア系犯罪組織の関与を突きとめる。


岩崎美奈子さんのイラスト最高です。

川上稔さんとか川口ナントカさんとか某亮さんとかどうも似たような名前の方々と間違えてしまうのですが、桜庭一樹さんのあとがきに多々登場する秋口ぎぐるさんと同一人物なのですね。どういった意図からか読んでないのでわからないのですが、「あの」とよく聞く「ショットガン刑事」の方だったのですね。
だいたい話は終わっているのですが、最後どうもジャンプの打ち切り漫画臭のようなモヤっと感が残る。続けられるけど続かなくてもいいそんな感じ。

ストーリーはよくあるラノベ探偵もの。チャカチャカとあちらで騒動こちらで騒動、かわいい女の子がでてきてニヤニヤといったところ。岩崎さんのキャラクタが頭の中で動いてくれて幸せでした。あー素敵な絵だ……。

あとがきがいい話でした。桜庭一門?

20050321読了.

自らの存在を誇示するために、ゼルマンの配下との決闘に望んだジロー。しかし、その裏には、九龍の血族による魔の手が侵攻していた。突如明らかになる特区の未曾有の危機。その時、ミミコは失意の底にあった。


しびれるなあ~~!
ようやく主要人物が出揃って力関係と精力図もできあがって、さて本題にはいりますか、といったところ。
顔見せ興行で一通り見せ場作ってもらいましたなおいしいところ山盛りで興奮しきりですわ。
冒頭のやりとり、これだけでも沁みてきますがあの状況であの二人が言うところで真価を発揮しますね。いやカッコイイ。
大きなシリーズのなかで、起承転結の起から承にかけてあたりでしょうかね、今のところ。ここからどう転がって終結していくか、ほんとに楽しみです。

既刊感想
BLACK BLOOD BROTHERS(1)
BLACK BLOOD BROTHERS(2)

20050320読了.

リリアは15歳。父のヴィルは若くして死亡し、軍人である母アリソンと二人で暮らしている。ある日学校から帰ろうとするリリアをサイドカーで待つ人がいた。彼の名はトレイズ、16歳。リリアの幼なじみで、イクス王国で暮らしているのだが、夏休みを利用して遊びに来たという──。訓練により突然家を空けることになったアリソンの勧めもあり、リリアとトレイズは旅行に行く事にした。しかし、二人はその旅行で大変な経験をする事になる──!?


アリソンIIIの結末をすっかりと忘れてしまった私は、口絵イラストで暴れてしまったのです。アリソンの浮気もの~~~!!アホですな。

そんな、性格全般はアリソン似、恋愛方面はヴィル似のリリアと秘密王子トレイズとの旅の話です。やっぱりアリソンシリーズ(の正統な後継)としては旅・飛行機は欠かせないモチーフですよね。
ツンデレなのか鈍感なのか、いまいちよくわからない二人の関係も気になるし、トレイズ関連のごたごた(予感)も気になるし、ここらへんは続編で詳しく語られるのでしょうかね。
後編では(恐らく)一気に話が進むのでしょうし、ハデに立ち回りしてもらいたいものです。リリアに。

20050318読了.

人を愛することが不器用な人間が集う街、東京・池袋。自分の立ち位置を悩む少女、セクハラ疑惑の教師、池袋を取材する三流雑誌記者、黄色いバンダナを巻いた黄巾賊、池袋最強のチンピラ、様々な裏情報を操る青年、そして漆黒のバイクを駆る“首なしライダー”。そんな彼らが連続通り魔事件に巻き込まれ、池袋が壊れ始めていく──。


ラブでバイオレンスで池袋なシリーズ第二弾。口絵の人物紹介がよいです。しかしほとんど出てない人もいるけど。
前作「デュラララ!!」では一般人ぽかった人々の秘密が続々と!これはまた長大なシリーズになりそうですね。ほんと奇人変人だらけなので、ある意味登場人物が定まっているバッカーノ!よりもぶっとんでしまう予感ありありです。
池袋すべてを飲み込む抗争がはじまっちゃうんでしょうか。

20050318読了.

わたしの調査に手加減はない
女探偵・葉村晶に持ちこまれる様々な事件。例えば、市役所から突然送られてきたガンの通知……その真相は少し切なく、少しこわい。


ハードボイルドですよ。ほとんどが。
探偵である主人公のシリーズの、3作あるうちの二作目なのだそうです。長編のような、連作短編集。シリーズとしては初読ですが問題なかったです(1作目で書かれてるのかな?と想像される部分はありますが)
「日常の謎」と類される位置にあるのでしょうが、かなり悪意や意地の悪い部分込み。ささくれまくりです。それでいて本書の印象が悪くないのは主人公・葉村晶の人柄によるかと。ストイックでしぶとくてクールで(ここらへん相反してる気もするが)格好いい!
特に面白かったのは「鉄格子の女」「依頼人は死んだ」(カエデさんが)「女探偵の夏休み」の三篇。
作中には季節感ないけど<季節>の物語、と副題がついているということは、その分時間が確かに流れてるんだよ、ということなんでしょうかね。
しかし「濃紺の悪魔」「都合のいい地獄」に現れる濃紺のスーツの男の特技?はこれで終わりなのでしょうか。最後の葉村の痣の謎とあいまって、終わってない感、すっきりしない感がどろどろするのですが。っていうかこれさえなければ「あーおもしろかった!」で済んだのにぃ。ますます長編に手を出さねば……、と思ったんだけれどちょっと調べてみたら、これっきり???そんな馬鹿な

葉村晶シリーズ
「プレゼント」連作短編集(ダブル主人公らしい)
「依頼人は死んだ」連作短編集
「悪いうさぎ」長編

20050317読了.図書館
【2005.03.17】 ミステリ
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りすか2
[bk1]

この本のあらすじを決して人には話さないでください。


新本格魔法少女りすか」2巻。刊行早い(気がする)
個人的ツボ「頭の良い少年が悪巧み」をピンポイントに突いてきますね、創貴くんの小生意気さがたまりません。りすかちゃんも可愛さ120%増し。りすかサマの出番がちょっぴりなのは寂しいけれど。
相変わらず表紙絵がぐっときますねー!1巻は挿絵の挿入の仕方がアレ?と思ったけど今回は割とよさげ。
主要人物がちょっとずつ増えてきました。見た目は変だけど憎めないですね。少女じゃないけど
戯言シリーズとは違って、確かにちょっとずれてはいるけれども基本的にみんな可愛いです。ラブリーです。さすが魔法少女。

ところで三章の黒ページ近辺、創貴の水倉神檎に敵対する理由に絡んでくるんでしょうかね、一巻あらすじの「心に茨を持った少年」あたりに。

十日ぶりにまともに本がよめて嬉しいです。健康第一。

20050316読了.

地獄変
[bk1]

地獄絵図を写実的に描くため、「地獄衆」という名のバイオニックモンスターを創造した極道・十束虎之介。彼は地獄衆を使い殺戮を行う一方で、人造人間・ルシフェルを絵の題材にするため、山鹿百合子を襲撃。愛する女性を襲われたルシフェルは百合子を守るため地獄衆との戦いに挑む。だがそれは日本を地獄と化す想像を超えた死闘であった。


傑作「十四歳、ルシフェル」待望の続編。
グロ度アップ!
スプラッタ度アップ!
劇画度アップ!
バイオレンス割合93%!
致死率96%くらい!
あまりにもクソ真面目で笑っちゃうくらい暴力的で悪人が極悪で、ジャスティスってナニ?状態。超おもろい。
前作よりはルシフェルとして馴染んでいるので、思春期なりのえぐられるような痛みはだいぶ減ってはいるけれど、まだまだ14歳で止まってしまった価値観と考え方。そのあたりはこそばゆいというか、首筋を尖らせた爪で引っかかれるみたいな居心地の悪さがあります。そういえば前作ラスト、「昔の繊細さを取り戻し」たとか感想でいってたけど、んなことなかった(笑)
でも今作では「19歳なりの感性をつかみかけた」かな?といったところ。いや、次巻にならないとわからないけど。
まだまだルシフェルシリーズは加速を失わず突っ走っていきそうなので、続編に期待、です。

20050316読了.
【2005.03.16】 そのほか
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BG

男性化候補の筆頭で、誰からも慕われていた姉が殺害された。姉に死をもたらしたのはこの世界に潜む大いなる謎-? 全人類生まれた時はすべて女性、のちに一部が男性に転換するという特異な世界を舞台に繰り広げる奇想の推理。


「月の扉」が結構面白かった石持さんの新作、図書館で見かけたので借りてきました。
女性しか生まれず、雌雄同体というか途中で性転換なんぞしてしまうパラレル世界や、ジェンダーっぽい雰囲気が西澤保彦みたいなSFミステリ。(以前は井上夢人風味とか言っていたが、トンデモSFミステリとしての近似かな)
序章の前に引用されているギリシャ神話の一部と題名とで世界を成り立たせてるルールがすんなり理解できて巧いなあ!と唸った。
動機や論理が、この世界でしか成り立たないというところが面白いし、楽しめました。ラストにつれて偏狭になっていく主人公も、それまでの好印象が残っているので許容範囲。

20050306読了.図書館
【2005.03.06】 ミステリ
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最大瞬間風速88メートル、未だかつて日本が経験したことのない大型台風が三浦半島を直撃した。電話も電気も不通、陸路も遮断され、孤立したリゾートマンション。猛る風と迸る雨は、心に台風の眼のごとき空白を抱える滞在客を見境なく襲う。立て続けに訪れる極限の恐怖。そして炎までも、彼らを舐め尽くすべく身じろぎを始めた―若竹ミステリの分岐点となった大パニックサスペンス。


台風に火事に殺人に電波とギュウギュウ詰めになったパニック小説。
地震雷火事親父じゃないけど次から次へと襲い掛かる災害……なんだけど、なんだかやけに執拗に書かれている部分とさらっとすませてある部分に差がありすぎて、さほどパニックとは感じられなかった。人数も多すぎて「いなくてもよかったんじゃ?」という人もいたし。
構成と大なり小なり自分かわいさの部分を感じる人間造形は素直に巧いと思いました。

20050305読了.図書館
【2005.03.06】 そのほか
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おみずしょう!

平成××年3月2日、東京都教育局は水商売に関する専門教育を行う都立高校「都立水商」を歌舞伎町に設立すると発表。ホステス科、ソープ科など7学科でのスタートが決定済!?


本屋でこの本が原作となっているマンガを見て気になっていたところ、図書館で同じ題名の本を見つけちょっと借りてみた。
ヨッパライ官僚が息巻いて、ソープ科・ヘルス科・ホステス科・マネージャー科・ゲイバー科・バーテン科・ホスト科(のちにSMクラブ科)のある都立高校を設立しようとしたからさあ大変、という話。
主人公の歴史教師・田辺が引退を前に、数々のエピソードを思い出していくという構成なので、こまかなエピソードが山のようにある。
水商売を教える学校、とはいってもエロさはほとんどなく、やけにシステマチックであっけらかんとしている。本の半分を一期生との軌道作りにあて、残り半分を高校野球編に費やしているが、読者は前者で水商としてのシステム/テクニックを知り、後者で水商で培われた精神を知ることができる。
軌道に乗り始めてからの問題点や問題教師など、読み足りない部分も多くあったけれど、明るく楽しく切なく元気よく読了。すっきりした!

20050303読了.図書館

著者ほかの本
ドスコイ警備保障 アーティストハウスパブリッシャーズ
小森課長の優雅な日々 双葉社
【2005.03.03】 そのほか
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そのときは彼によろしく
[bk1]

小さなアクアショップを営む「ぼく」のもとに、一人の美しい女性がアルバイトにやってくる。やがて二人の間にあった不思議な縁が、ぼくの人生を動かし始める。市川拓司テイストたっぷりのファンタジックな青春小説。


幸せ最高!
前作「いま、会いにゆきます」と同じ、「遠くにいる愛しい人」がモチーフになった作品。
主人公・智史の人柄にホノボノして、女性陣のかわいらしさにほのぼのして、3人組に憧れと、とにかく登場人物の全てが愛しい!そんな人たちが綴る物語なのだから、幸せじゃないわけがない。
読んでいる間中、甘いとかやわらかいとかあたたかいとか、そういう丸っこくて柔らかくていい匂いがしそうな雰囲気に包まれてました。
手元に置いて何度でも読み返したい本にしたい。というか独占したい。

20050302読了.図書館

* こちらを見て読み始めたので、「本のことども」さんにトラックバックさせていただきました
【2005.03.02】 そのほか
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12歳の夏、父が殺された。父の友人だった人が、なぜ殺人を犯したのか。どうして、周りは「父親を殺されたかわいそうな子」としか自分を見ないのか。事件以降の9年間、殺人の理由がわからぬ不安と、犯罪被害者として受ける好奇の視線から逃れるため、心を閉ざして生きてきた主人公、杉本敦也。2人の女性との恋愛を通じて大人へと成長し、あらためて過去の出来事を見つめなおした敦也が得た真実とは…。


これほど好き嫌いのはっきりしている作家はいません。
オールタイムベストに入れていい「ホワイトアウト」「奪取」「小役人シリーズ」と、どうしても好きになれない(心に残る、という点では成功しているのかもしれませんが)「奇跡の人」「黄金の島」はもやもやが残っていつまでもイライラしてしまう。
この「発火点」はモロに後者のほうで、自己弁護ばかりに長けた後ろ向きな主人公にまず共感できないこと。加害者側に比べ、確かに被害者の家族に対する扱いはひどいものだと思うけれども、それを差し引いても。
語り口も巧い作家さんなので読ませることは読ませるのですが、もりあがりもしなければ遅々として進まない状況に耐えて最後まで読んだのにこれかよ!という……。
で、結局最後のアレは靖代さん宛なのでしょうか。臆面もなくといいたいところですが、彼の性格から言って藍子ちゃん宛といってしまってもいいようなところが何とも。

20050302読了.図書館
【2005.03.02】 そのほか
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ふたりジャネット

原題:The Two Janets
収録作:
「熊が火を発見する」Bears Discover Fire
「アンを押してください」Press Ann
「未来からきたふたり組」Two Guys from the Future
「英国航海中」England Underway
「ふたりジャネット」The Two Janets
「冥界飛行士」Necronauts
「穴のなかの穴」The Hole in the Hole
「宇宙のはずれ」The Edge of the Universe
「時間どおりに教会へ」Get Me to the Church on Time


うちの図書館にあるものでは最後の奇想コレクション。
タイトルと表紙だけみてたら、「ブリジット・ジョーンズの日記」系(読んだことないけど)の女の子の赤裸々小説みたいな?と思っていたら、「すこしふしぎ」というレーベルの通り、「すこしふしぎ」で「かなり可笑しい」部類の小説群でした。ユーモアSFとかいうのかしら。
どれもこれも「こんなのアリかよ!?」とツッコミをいれつつもクスクス笑ってしまう幸せ感たっぷり。
「熊が火を発見する」
「英国航海中」
「ふたりジャネット」
なんか妙な設定のくせにしんみりじんわりと沁みる話。なんで、とかどうやって、とかはもうどうでもいい。
「アンを押してください」
`;:゛;`;・(゜ε゜ )ブハァッ 思いっきり吹き出しました。淡々とした口調とお節介さが何度読んでも可笑しい。
「冥界飛行士」
可笑しみがつまったこの本の中で唯一のシリアスもの。テーマの奇想っぷりと恋愛を軸にしたタールみたいな重さがよいです。

それにしても中村融さんの訳は読みやすくてしっくりきます。
一番好きな訳者さんかも。

探すための覚書
「世界の果てまで何マイル」ハヤカワ文庫SF
「赤い惑星への航海」ハヤカワ文庫SF
「JM」角川文庫
「バーチュオシティ」徳間文庫
「フィフス・エレメント」ソニー・マガジンズ

20050301読了.図書館
【2005.03.01】 SF
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PROFILE
  • あひる
  • 国産SFとラノベとミステリ
    マンガはたいていコミクス派

    ◇◇個人的ツボ◇◇
    ・時間ループ
    ・頭のいい少年が悪巧み
    ・イっちゃってる
    ・陰陽・妖怪とかそういうやつ
    ・学園(寮だとなおさら)
    ・誘拐
    ・メガネ

    kawano55(アットマーク)hotmail.com

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